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俳優として、そしてシンガーとして活動を続けるソ・イングクにとって2025年は、音楽リリース、海外公演、ドラマ出演、そしてバラエティでの新境地と、多方面で存在感を発揮した一年となった。

韓国を拠点にしながらも、日本・東南アジアなど海外へ積極的に行き来し、“歌って、演じて、語れる”エンターテイナーとしての実力を改めて証明したソ・イングクの2025年を振り返る。


■ デュエット曲「Couple」発表で話題に — 13年越しの“再会”が音楽シーンを沸かせる

2025年3月、ソ・イングクはチョン・ウンジと共にスペシャルシングル「Couple」をリリース。
かつてドラマ『応答せよ1997』で国民的カップルとして愛された二人の“13年ぶりのデュエット”は韓国音楽シーンでも大きな話題に。
バンドサウンドを取り入れた新アレンジと二人の成熟したボーカルが好評を呼び、配信チャートでも安定した人気を見せた。

「青春時代の延長ではなく、大人になった二人が歌う“Couple”」としてメディアに取り上げられ、ファンにとっても特別な一曲となった。

■ アジアファンミーティング「Heart Cookie」開催~東南アジア各国を魅了し“距離の近さ”で評価

夏から秋にかけて開催されたアジアファンミーティングツアー「Heart Cookie」。
タイを皮切りにフィリピン、マレーシア、シンガポールで行われ、ゲーム企画・Q&A・ミニライブなど多彩な構成で観客を楽しませた。

特にフィリピン公演では、地元メディアが「一瞬一瞬を丁寧にファンへ返すステージ」と称賛。
温かな交流型ステージを得意とするソ・イングクらしい公演となり、アジア圏での人気をさらに強固なものにした。

■ 日本でのコンサートツアー「SIGNAL」開催 — 全編バンド編成で“アーティスト性”を前面に

11月には大阪・東京で日本ツアー「2025 SEO IN GUK CONCERT TOUR IN JAPAN [SIGNAL]」を開催。
自身もプロデュースに参加し、全編バンド編成で構成されたライブは、シンガー・ソングライターとしての力量をも存分に見せた内容となった。

ライブ後には「音の厚みに鳥肌が立った」「改めて“歌手ソ・イングク”の強さを感じた」といった観客の声が多く、韓国のみならず日本での音楽的評価も着実に高まっている。




■ Netflix番組で“Spark Maker”に就任 — 新たな役割で魅せた“寄り添う表現者”

2025年7月、Netflix恋愛リアリティ番組『彼氏彼女いない歴=年齢、卒業します(Better Late Than Single)』に“Spark Maker”(メンター)として出演。

他者の心に寄り添い、状況を読み解き、助言するという“語り手”の役割を担い、「表現者としての幅が広い」「落ち着いた視点に救われた」と視聴者・参加者から好評を得た。

演じるだけでなく“伝える”側に立つことで、ソ・イングクの言葉と存在感に新たな価値が生まれた作品となった。


Netflix アンスクリプテッド 彼氏彼女いない歴=年齢、卒業します


■ 新作ドラマで“新境地”の役づくり~俳優としての挑戦が続く

新作ドラマ『Twelve(仮題)』など、これまでのイメージを刷新する作品への出演も進行。
アクションや新たなキャラクター表現に挑む姿勢が注目され、俳優ソ・イングクの“次のステージ”に注目が集まった。

作品に関するインタビューでは、「役柄を深く理解し、自分らしいアプローチを探している」と語るなど、確かな手応えが伺える一年となった。

■【総括】音楽・演技・海外ステージ——2025年、ソ・イングクは“万能型エンターテイナー”として成熟を見せた

2025年のソ・イングクは、「デュエット曲「Couple」のヒット」、「アジアファンミーティングでの現地人気の再確認」、「日本ライブでのアーティスト性の深化」、「Netflix出演での新境地」、「新作ドラマでの俳優としての挑戦」と、三方向の活動がバランスよく開花した一年であった。

“歌える俳優”ではなく、“音楽でも演技でも語ることもできる表現者”へ。
ステージと画面、そのどちらでも輝きを増しているソ・イングクの活動は、2026年以降さらに加速していく気配を見せている。

2025/12/09 12:09 配信
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