”飲酒ひき逃げ”歌手キム・ホジュン、上告放棄→実刑確定...ファンクラブ「判断を尊重」

飲酒ひき逃げ容疑で起訴された歌手のキム・ホジュンが、上告を放棄し懲役2年6カ月の量刑が確定した。これと関連し、キム・ホジュンのファンクラブは本人の意思を尊重するとし、ぶれずに彼を応援するという意思を明らかにした。

去る15日、ハンギョンドットコムの報道によるとキム・ホジュン側は、去る13日最高裁に上告したが彼が上告を放棄したことで最終決定し、量刑が懲役2年6カ月と確定した。

このような知らせが伝えられると、キム・ホジュンのファンクラブは同日ファンカフェを通じて「私たちはその判断を尊重しなければならない」とし、「そして何より重要なのは一日も早い復帰のために私たちが一緒にできることを最後まで一緒に行うこと」とキム・ホジュンの決定及び最終量計の決定に対する立場を表明した。

キム・ホジュンのファンクラブは特に上告の可否と関連した議論の過程で、オンライン上で広がっている一部流言飛語が明白な事実のわい曲だとした。ファンクラブ側は「歌手がお金が無く国選弁護人を選任した」、「誰も助けてくれず国選弁護人を使うしかなかった」のような主張は明白な事実の歪曲(わいきょく)であることをしっかり明らかにすると強調した。

そして、「歌手本人に控訴審以降でも持続的に接見し議論してきて私選弁護人団がおり、上告審のためにすでに契約書作成まで終えた状態だった」と正した。

また、「しかし最終的にはキム・ホジュンの判断に従い法的対応を白紙化し上告を行わないこと」とし、「その過程で裁判所は刑事訴訟法上被告人の権利を保障するために国選弁護人を手続き的に自動指定され、これにより一時的に該当の国選弁護人の名前が事件の検索システムに表記されたもの」と伝えた。

ファンクラブ側は、「それでもこれを歪曲して歌手の経済的事情や孤立した状況を言及し、事実と違った内容を広める行為は、歌手の名誉を毀損(きそん)する重大な問題」とし、「公式ファンカフェトゥバロティは、歌手の意思を尊重し調和と節制の中で社会的役割を続け、揺れなく中心を守り歌手の復帰を一緒に準備する」とした。

これに先立ち、ソウル中央地裁刑事控訴5‐3部(部長判事キム・ジソン、ソ・ビョンジン、キム・ヨンジュン)は先月25日、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(危険運転致傷)などの容疑で裁判に掛けられたキム・ホジュンに1審と同じ懲役2年6か月を宣告した。

当時裁判所は、「事件当日被告人(キム氏)が摂取した飲酒量が相当量に見える。単純に携帯の操作で事故を起こしたとは見れない」とし、「飲酒により思考力と判断力が著しく低下し(事故を)起こしたと判断する」とした。

また、「代理自首をすることにしてチョン氏に会い、マネージャーに電話をした当時一緒におり、マネージャーに電話をかけこれをお願いした」とし、「チャン氏に会い上衣を交換し、現場から逃げチャン氏と虚偽の電話を残したりもした」と指摘した。

そして、「事故と逃走など罪質が不良で犯行後の状況も良くない」とし、刑が重いと主張も受け入れずこのような量刑が宣告された。

以降、キム・ホジュンは去る1日、判決を不服とし上告書を提出し、控訴審以降大型ローファームをはじめとして様々な法律の専門家にすべての可能性を念頭に置いて検討を続けてきたことが知られている。しかし苦心の末に上告しないことにしたという。

キム・ホジュンは昨年5月9日午後11時40分ころ、ソウル市江南区狎鷗亭洞の道路で反対側の道路にあるタクシーにぶつかる事故を起こして逃げた容疑で裁判を受けていた。

キム・ホジュンは事故から17時間が過ぎて警察に出頭し、運転の事実を認めた。彼はその過程で飲酒疑惑を否定したが、監視カメラ映像など飲酒の状況が明らかになると自己から10日ほどで飲酒の事実を認めた。

しかし検察は血中アルコール濃度を逆試算するウィドマーク公式で事故当時キム・ホジュンの正確な飲酒数値を特定するのは難しいと判断し、道路交通法上飲酒運転の容疑では起訴しなかった。

一方、キム・ホジュンの飲酒事故を隠蔽しようと関与した容疑で起訴された元所属事務所代表と本部長はそれぞれ懲役2年と懲役1年6カ月、キム・ホジュンの代わりに虚偽自首したマネージャーA氏は懲役1年に執行猶予2年の判決を受けた。

2025/05/16 06:49 配信
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