シム・ウナ、復帰説は大きな詐欺だった

一世を風靡(ふうび)した女優シム・ウナの復帰説は、大きな詐欺だったと明かされた。

 3日(本日)、ある韓国メディアはウィジョンブ(議政府)地裁・コヤン(高揚)支院第1刑事部は、シム・ウナの業務を代行していると主張したA氏に、懲役2年6カ月・執行猶予4年の判決を言い渡したと単独報道した。

 先立って、2023年に制作会社BY4Mスタジオ側は、「シム・ウナと作品出演契約を結び、契約金15億ウォン(約1億5000万円)を支給した」とし、「ことし復帰作を決めて、制作することを目標にしている」と、シム・ウナの復帰を発表した。

 しかし、シム・ウナ側は「事実無根」と一蹴した。

 当メディアによると、シム・ウナと制作会社どちらも被害者だった。A氏がおこなった単独詐欺だったのだ。

 1審で裁判部は、「A氏は被害会社(BY4M)から巨額の金額を盗みとった。この過程で、有名俳優であるシム・ウナ名義の委任状および、出演契約書などを偽造した」とし、「各犯行以降も、シム・ウナの代役を立て、実際にシム・ウナが芸能界に復帰するように装ったため、罪質が非常に悪質で罪責は重い」と指摘した。

 続けて、「被害会社とシム・ウナどちらも、A氏の処罰を願っている」としながらも、「犯行をすべて認めて反省している点、被害会社に16億5000万ウォンをすべて返した点、同種の前科および罰金刑を超過する前科はない点などを斟酌する」とつけ加えた。

 なお1審判決について、検事とA氏両者でどちらも控訴せず、現在この判決は確定された。

2025/06/03 20:15 配信
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