
3日午前6時から第21代大統領選挙の本投票が行われた中、芸能界は選挙のタイミングとかみ合った一部のスターたちの政治色論争や火の粉で緊張している様子だ。 多くのスターが色のある服装、あるいはポーズが政治色や特定候補支持の表現と誤解されないように服装および行動に徹底的に気を使う姿を見せている。 反面、特定候補を公開支持し、所信を持って政治色を現わす一部スターの正反対の行動も目についた。
特にファン層が特に厚いアイドル歌手たちは、今回の大統領選挙と関連して指のポーズに格別な注意を払っている。 アイドルたちがフォトウォールの前で通常取っていたVサインやボルコック(ほほに指を差すようにする)等のポーズがややもすると1番、2番など特定候補を意味する投票番号と解釈される可能性があるためだ。
先月19日にカムバックしたグループ「RIIZE」は、対面のファンサイン会を行う過程で、指のポーズに格別の注意を払う姿で笑いと切なさを醸し出した。 メンバーのウンソクはファンの前で自分も知らないうちに「親指を立てる」ポーズも披露し、これを確認したメンバーのショウタロウがウンソクの親指をぎゅっと押して拳ポーズを作る光景が目についた。 アントンも両手でVを作り、急いで手を下ろす姿で笑いを誘った。
「Xdinary Heroes」のメンバーであるガオンは最近、日本で開催された 「ASIA STAR ENTERTAINER AWARDS 2025」のレッドカーペットで拳を振りながらあいさつする姿で注目を集めた。
歌手G-DRAGON(BIGBANG)は先月29日、自身のインスタグラムストーリーに「Off to L.A」という字句と共に青い照明が映った自撮りを掲載した。 続いて暗い空の上に赤い月が浮かんでいる写真も掲示した。 これについて、一部のファンは、「青色が大統領選挙を控え、特定政党を連想させるだけに、赤い月の写真で中和してバランスを取ったのではないか」という機知に富んだ解釈を出したりもした。
(写真=Xdinary Heroes、エンミックス、NCTドリーム、イズナ公式SNSキャプチャー)
俳優イ・ジェフンは2日に行われた映画「焼酎戦争」のメディアインタビューで、「大統領選挙を控えて服装およびポーズに慎重になった」と率直に告白し注目を集めたりもした。 この日、黒い衣装を着て登場したイ・ジェフンはインタビューで「色があることを意識した。 よく表現するあいさつ法など多様な手の動作があるが、そのような手の動作においてややもすると誤解を招く恐れがあるという考えで自重していた。 それでハートばかりたくさん飛ばす」という訴え混じりで冗談っぽく共感と笑いを誘った。
グループ「BTS(防弾少年団)」のJ-HOPEは29日、自身のインスタグラムに事前投票認証ショットを掲載した。 これが特に注目される理由は、オールブラックの衣装で色の論争を根本的に遮断したためだ。 甚だしくは指の露出なしに顔と上半身だけで色と共に特定数字を連想させる誤解も根本的に遮断した。 IUも無彩色の服を着て事前投票を完了した認証ショットを掲載し、政治色論難の可能性を排除した。
女優のキム・ゴウンはSNSに特別なコメントなしに事前投票所の方向を示す案内文の写真を載せ、事前投票を認証した。 事前投票に参加したという事実を認証し、不必要な政治色論難を遮断し目を引いた。
芸能界がこのように服装および行動に敏感な理由は、大統領選挙を控えて巻き込まれかねない「政治色」論難の可能性を遮断するためだ。 実際、一部のスターたちが特別な意味もなく掲載した自撮り、特定色の服装などがオンライン上で議論に広がった事実も一役買った。
先立って「aesp」のKARINAも数字の2が書かれた赤い衣装を着た写真をSNSに載せ政治色論難にまきこまれた後、直接ファンとの交流プラットフォームを通じて「そのような意図は全くなかった」として「心配かけて申し訳ない。 今後、注意深く行動する」と謝罪した。
むしろ、政治色を自由に表す一部のスターたちの正反対の行動も目につく。 俳優のキム・ウィソンや歌手のイ・スンファンなど一部のスターたちは、事前投票が行われた2日間、政党を連想させる服装で事前投票認証ショットを掲載し、話題を集めた。

2025/06/04 07:43 配信
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