“戻れない川を渡った”「NewJeans」、2次弁論期日でADORとの合意を拒否

ADORが、グループ「NewJeans」を相手に専属契約の有効確認訴訟を起こしたなか、2次弁論期日で、合意が不発に終わった。

 5日午前、ソウル中央地裁民事合意41部は、ADORが「NewJeans」を相手に提起した、専属契約の有効確認訴訟の2度目の弁論期日を行った。同日、「NewJeans」のメンバーたちは法廷に現れなかった。

 裁判部は、「NewJeans」側とADOR側に意思を問い合意を勧めたが、これは不発に終わった。「NewJeans」側の代理人は、「すでに信頼関係が破綻し、戻れない川を渡った。依頼人たちと相談してみないとわからないが、容易ではないだろう」と、合意の意思がないことを明らかにした。

 反面、ADOR側は、「本案であれ、仮処分であれ、裁判所が結論を出せば、合意はその後に容易になると考える」と伝えた。

 これに先立ち、昨年11月末、「NewJeans」はADORとHYBEとの信頼関係が破綻し、先に契約を違反したとし、専属契約解除を主張し、独自の活動に乗り出した。

 これに対してADORは、「『NewJeans』のメンバーたちとADORとの専属契約は、法的に有効であり、解除されたということは、一方的な主張。当社は、ADORが専属契約によるマネジメント会社(企画会社)の地位にあることを認められる仮処分とともに、専属契約有効確認の訴えを提起し、裁判所の判断を待っている」と反論した。

 しかし、「NewJeans」は、ADORに戻らず、変わったグループ名で香港のステージに立つなど、独自活動を続けた。メンバーの5人は、SNSのアカウントを新しく開設し、近況を伝えたり、両親を通じて立場を明らかにしたりもした。

 ADORは、「NewJeans」を相手に、専属契約の有効確認訴訟を提起し、最近、裁判所は、企画会社地位保全および広告契約締結などの禁止仮処分申請を受け入れた。「NewJeans」の独自活動はストップしたが、依然として対立している。

 一方、ADORと「NewJeans」の専属契約有効確認訴訟の3次弁論期日は、来月24日に開かれる。

2025/06/05 18:33 配信
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