何が「BTS」Vをそこまで魅力的にするのか…米国の顔分析機関が報告書を発表

「BTS（防弾少年団）」のVの魅力を際立たせる要素の一つである美しい顔が、科学的に分析され、注目を集めている。

　米国の科学的な顔分析機関である「コブススタジオ」（QOVES Studio）が、「何がキム・テヒョン（Vの本名）をそこまで魅力的にするのか」というテーマでVの容姿を分析した。コブススタジオの分析は主に、形成外科医、美容コンサルタント、ファッションやモデルエージェンシーなどが、顔の構造や美しさの基準を深く理解するために活用するものだ。

　コブススタジオは、「Vとして知られるキム・テヒョンは、K-POPで最もハンサムな男性と評されており、これは彼を魅力的にする特徴の一つである」と説明した。

　Vが世界で最高の美男に選ばれた理由について、コブススタジオは「Vの顔は高い対称性を持ち、完璧な髪、濃い眉、長いまつげ、はっきりとしたあごのライン、そしてふっくらとしたピンク色の唇で有名であり、これらは女性的な特徴でもあるが魅力的だ」と総評した。
　
　皮膚画像技術である分光光度計（SIAscopy）の分析結果によると「Vの肌は、今日では珍しい均一なトーンと滑らかな肌の質感が際立つ完璧な肌であり、より若々しく健康的であり、魅力的に見せる」ということだ。

　Vは世界各国で発表される美男リストに必ず名を連ね、最も多く1位を獲得しているため、「美男タイトルコレクター」という愛称がついているほどだ。Googleトレンドでは過去10年間、「最もハンサムな男性（The Most Handsome Man）」という検索ワード関連トピックで1位を記録している。

　2017年に米国の映画サイト「TC Candler」が選定した「世界で最もハンサムな顔100人」で1位を獲得、「黄金比率の彫刻のような欧米的な容姿とアジアの神秘的な美しさが同時に共存し、美男の標準が「筋肉質でがっしりとした体型の欧米人」という偏見を打ち破ったアジア文化のアイコン」と評価された。

　国内外の形成外科専門医は、特にVの顔の黄金比率に注目している。韓国の有名形成外科専門医は、「Vの顔は正面、側面ともに完璧な比率を持ち、欠点がない。特に鼻先からあごにかけてのラインはアジア系の顔立ちにはなかなか見られない。男性性と女性性も調和して独特の魅力がある」と分析した。

　ブラジルの有名形成外科専門医ラファエル・プロタは、ニュース番組の放送で「完璧な対称構造を持つ黄金比率の顔で、畏敬の念を抱かせるほど美しい」と感嘆した。ギリシャやオランダなどの放送でも、Vの黄金比率の美しい顔が取り上げられている。