
2003年に韓国で公開された、パク・チャヌク監督の「オールド・ボーイ」と、ポン・ジュノ監督の「殺人の追憶」が、NYT(ニューヨーク・タイムズ)が選定する「21世紀最高の映画」に揃って名を連ねた。
26日(現地時間)、NYTが公開した「21世紀最高の映画100本」によると、パク・チャヌク監督の2003年作「オールド・ボーイ」が、43位にランクインした。ポン・ジュノ監督の2003年作「殺人の追憶」は99位になった。
今回の順位は、2000年1月1日以降に公開された映画を対象に、世界的に名声のある監督、俳優、制作者、愛好家など500人をアンケート調査して集計したものである。NYTは、今週から100位から出発して順に順位発表を始め、この日21位まで公開した。なお1位から20位までは、27日以降に現地時間で公開される。
NYTは、「オールド・ボーイ」について、劇中で俳優チェ・ミンシクがハンマーを振り回して、血まみれの状態で廊下を抜け出すシーンをあげ、「この有名なアクションシーンは、ねじれたスリラーのオペラのような、暴力性を象徴しながらも、感情も劇的に走り抜けさせる」とし、「『オールド・ボーイ』は、最後のシーンまで挑発と不安を届ける映画」と紹介した。
また「殺人の追憶」については、「韓国メイドの警察ものは、ハリウッドジャンルに縛られていないということが、最初のシーンから分かる」とし、「ポン・ジュノ監督は、数え切れない悪に当たっては人間の限界について、確固たる考えを持っており、予想できなかったユーモアと鋭いドラマを織り交ぜる特有の方法で、これを探求する」と評価した。
一方、韓国系カナダ人監督のセリーヌ・ソンの自伝的ストーリーを込めた、2023年作「Past Lives」も86位を獲得し、注目を集めた。
2025/06/27 14:57 配信
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