
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
JTBCドラマ「グッドボーイ」第9話(視聴率5.7%)では、ドンジュ(パク・ボゴム)をはじめとする強力特殊チームが、ジュヨン(オ・ジョンセ)の中東トンネル奇襲作戦に致命的な打撃を受ける様子が描かれた。
特殊チームは悪のカルテルに対抗して“国家代表アクション”で激しい死闘を繰り広げたが、麻薬原料の証拠物全てを奪われる中、ハンナ(キム・ソヒョン)の行方まで分からなくなった。通信鉄塔、CCTV、車載カメラまで無力化させた徹底した作戦に、手がかりの確保さえ難しい状況だった。
特殊チームが窮地に追い込まれた中、一筋の光が差した。証拠物の奪取を見守ることはできず、トレーラーに密かに潜入していたハンナが、自分の服や靴などチーム員が追跡できる手がかりを残したのだ。品物を移して積んだ貨物車のナンバーを書いておいた軍手は決定的だった。ドンジュとジョンヒョン(イ・サンイ)は、ハンナの意図通り、それを追って捜査に拍車をかけた。
その間、ジュヨンの計略で状況が悪化した。デモ隊がインソン市長(ソン・ジル)に傷を負わせるテロショーを行い、チョ庁長(キム・ウンス)が厳しく対応するよう指示したのだ。すべての人員がテロ鎮圧に配置され、特殊チームは警察官が行方不明になったにもかかわらず、支援さえ受けることができない状況に至った。その上、チョ庁長の圧迫で捜査は手足が縛られる危機に直面した。
結局、特殊チームはチョ庁長の監視を避けて、インソン市の闇の情報を知り尽くしているグムナム(パク・チョルミン)の店に作戦本部を移した。そして、ジュヨンの指示で特殊チームを落とし穴にはめたクァンセ(チョン・ジェウォン)が密航する前に捕まえることに成功した。クァンセが打ち明けた情報は、ジュヨンが日本のヤクザとの取引を控えているが、以前はこれを収監された「金のウサギ」(カン・ギルウ)が担当していたという。これに対し特殊チームは金のウサギが活動した地域を中心に取引場所の特定を狭めていった。
その時、麻薬貨物船に潜入していたハンナはレオ(コ・ジュン)の拳銃トカレフに刻まれたネコの模様を目撃して衝撃を受けた。警察官だった父親の死亡事件の捜査ファイルに記録された銃傷、ロシア製トカレフ、ロシアマフィアの黒猫の関与などの手がかりがレオを指していたからだ。それも束の間、ジュヨンに見つかり、死体が入ったコンテナに閉じ込められる危機に直面した。
ところがコンテナのドアが閉まる直前、ハンナがレオに向かって2008年に発生したロシアマフィア銃撃事件とその時に死亡した警察官が自分の父親だという事実を知らせた。そして、レオがハンナの父親を銃で撃つ過去の回想が続いた。レオは何も言わず、意味深長な目つきでハンナを見ながら苦笑いした。
コンテナに閉じ込められたハンナは、その前にジュヨンの仲間と格闘をしていたところ、こっそりひったくった携帯電話で112緊急信号電話をかけ、インソン大橋が見える造船所という手がかりを残した。特殊チームは、金のウサギの活動地域とハンナの通報録音ファイルをもとに、金浦造船所の貨物船ビクトリー号にハンナがいると分かり、救出作戦に突入した。
ドンジュとジョンヒョンは貨物船でハンナを見つけたが、すでにジュヨンの部下たちに包囲された状況だった。ドンジュは全身で攻撃を防いで脱出路を作り、ジョンヒョンはハンナを支えて出口に向かった。しかし、甲板を塞いだレオの銃口が2人を狙った。ジョンヒョンは、ハンナの代わりに銃弾を受けた。
2025/07/01 15:16 配信
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