
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
JTBCドラマ「優しい男の物語」3話(視聴率2.2%)&4話(視聴率2.8%)では、ソクチョル(イ・ドンウク)とミヨン(イ・ソンギョン)の胸の痛む過去が描かれた。
ソクチョルとシルゴン(チョン・ホジン)親子の間はどこかねじれた歯車のようだった。自分を組織の世界に押し込んだ父親に対するソクチョルの恨み混じりの嘆きを聞いたシルゴンは、チャンス(イ・ムンシク)に金を借りることも、彼が渡す金を受け取ることもできなかった。寂しく家に帰るシルゴンの足取りには過去の自分の選択に対する後悔が染み込んでいた。
ソクチョルの“炎の闘魂”以来、ミョンサン実業の再開発事業は順調に進んでいるように見えた。再開発の件に対する手当てをあらかじめ受け取ることができるかというソクチョルの要求にもチャンスは快く応じた。「テフン(パク・フン)も金のために出かけたじゃないか。ソクチョルに他のことを考えさせるな」というキム・チャンスの言葉には、ミョンサン実業とテフンの長年の悪縁に対する手がかりが含まれていた。過去、横領の濡れ衣を着せられたままミョンサン実業を離れ、その余波で1人きりの妹まで失うことになったテフンがチャンスに持った裏切り感と怒りは当然のように見えた。
一方、ニルヴァーナではオーディションの真っ最中だった。 震える気持ちでオーディションに臨んだミヨンの歌の実力は、現場の全ての人が認めるほど優れていた。しかし、人脈も金もないという理由で容赦なく脱落通知を受けたミヨン。悔しがるミヨンの姿を見たソクチョルは、テフンの区域だからと組織員が引き止めたにも関わらず、直接ニルヴァーナに向かった。終始一貫して高慢な態度を見せていたマネジャーは、チンピラの本性を現したソクチョルの前で尻尾を巻いた。喜んでミヨンの味方になってくれたソクチョルの助けで合格の可否は変わり、ミヨンはソクチョルと合格の喜びを分かち合った。その夜、ミヨンはソクチョルに応援されながら初舞台に上がった。
しかし、平和は一瞬にして崩壊した。ミヨンの舞台に見入っていたソクチョルに緊急電話がかかってきたのだ。急いで席を離れたソクチョルの空席を埋めたのはテフンだった。舞台を見ながらミヨンとの初めての出会いを思い起したテフンは、ミヨンの名前を聞きながら、すぐにニルヴァーナのメイン舞台に上がることを指示した。ミヨンに向けたテフンの欲望が芽生えた瞬間だった。
ソクチョルが向かった所は警察署だった。チャンスの車のトランクから薬物が出たというサンヨル(ハン・ジェヨン)の言葉は衝撃的だった。サンヨルは「テフンの仕業に違いない」と言って、大騒ぎした。 チャンスの考えも同じだった。彼は数日が過ぎてから検査を受けて釈放されたが、今回の事件で建設会社との契約まで崩れ、テフンに対する怒りが極限に達した。
2025/07/28 13:59 配信
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