
韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」JUNG KOOKや大企業の会長ら財力家たちの個人情報を利用し、380億ウォン(約40億円)以上を奪い取ったハッキンググループのトップの身柄が確保された。
韓国法務省は22日(本日)、多数のWEBサイトをハッキングして韓国国内の財力家ら社会的な著名人の銀行口座と、暗号資産アカウントから計380億ウォン以上を奪い取ったハッキング組織のトップである中国人の男をタイ・バンコクからインチョン(仁川)空港へ送還したと明らかにした。
男は、2023年8月から昨年1月まで携帯電話会社のホームページなどに侵入し、不正に個人情報を入手した後、被害者名義で携帯電話を開通して、彼らの銀行口座や暗号資産アカウントから預金などの資産を引き出すなどして、巨額を奪い取ったことが分かった。
なお有名芸能人、大企業の会長、ベンチャー企業代表ら、韓国国内の財力家の多数が被害を受けたことと確認されている。
そして被害者の中には、「BTS」JUNG KOOKもいた。彼は入隊直後の昨年1月、証券口座の名義を盗用されて84億ウォン(約9億円)相当のHYBE株式計3万3500株を奪われた事実が明らかになっている。当時、所属事務所は被害を認知し、支給停止などの措置をして実質的な被害としては続かなかった。
法務省は、ソウル市警察庁・インターポールと協力して犯罪者の素材を追跡する中、ことし4月に男がタイに入国したという諜報を手に入れ、直ちにタイ当局に男に対する緊急引渡し拘束請求をした。以降、タイ現地に検事・捜査官を派遣するなどタイ当局と犯罪者送還方法、視点などについて持続的に論議して4か月で男を韓国へ送還した。
2025/08/22 15:03 配信
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