「インタビュー」「2PM」Jun. K、「『Stray Kids』チャンビンにフィーチャリングをお願いした理由は?」

4年9カ月ぶりにフィジカルアルバムで戻ってきた「2PM」のメンバーJun. Kがリスナーに心地よいエネルギーを伝達したいという抱負を明らかにした。

Jun. Kは最近、ソウル市カンナム(江南)区のあるカフェで4thミニアルバム「Dear my muse」リリース記念のインタビューを行った。

カムバックを前にした感想を訪ねるとJun. Kは「韓国でソロアルバムを出すことができるということだけでも、ときめいて感謝する」と話し始めた。

続いて「これまで公演して日本でアルバムを出すために(韓国では)タイミングを見ていた。昨年12月から始めて5~6カ月ほど準備したが、『どんなスタイルで近づいたらいいだろうか』と、とても悩んだ。今回は『僕こうやった』ということを見せるというよりは、快適さをプレゼントすることが目標だ」と目を輝かせた。

「Dear my muse」はアルバム名のごとく僕にインスピレーションを与える、僕のミューズになる誰かに伝える話とメッセージを5曲に載せて伝える。Jun. Kが全曲のクレジットに名を連ねて“シンガーソングライター”としての音楽的能力を発揮した。

「以前は音楽に対する欲が大きくて『全て僕が思った通りにしなければならない』と思いながら作業に取り組んできた。ところが今回は、JYPのシステムの中で会社の方々とコラボレーションすることに重点を置いた。待ってくださったファンへの感謝とプレゼントにしたいという思いでアルバム名を『Dear my muse』に決めることとなった」と伝えた。

タイトル曲「R&B ME(Feat.チャンビン of Stray Kids)」は、シンセサウンドとJun. Kの甘美なボーカルが際立つメロディカルなポップトラックだ。「Stray Kids」チャンビンがフィーチャリングに参加し、あたたかくて夢幻的な雰囲気の中で愛を語る歌詞が際立つ。

Jun. Kはチャンビンのフィーチャリングがどのように実現したかという質問に「初めは完全にソロ曲だった。ところが2番で同じように進行されるので『曲が退屈になる可能性がある』と急遽ラップを書いた。この部分を誰がすればいいのか悩んだが、チャンビンがラップをするときの声が好きで頼んだら、快く引き受けてくれた」と答えた。

それとともに「『Stray Kids』のような場合、『2PM』が活動した時よりもグローバルだ。『チャンビンがフィーチャリングすればもっと関心を持ってくれないだろうか』という思いも正直あった。僕は活動期間が長くてイメージ消費が多いだけに、最近のシーンに入るのが容易ではないからだ」と率直に話した。

謙虚に話したが、実はJun. Kが所属する「2PM」は今のJYPエンターテイメントを作った最大の貢献者だ。

2008年にデビューした彼らは男性的な魅力をアピールし、「野獣アイドル」として一世を風靡し、「Again&Again」「HEARTBEAT」「My Hous」 「GO CRAZY!」など多数のヒット曲を保有している。

しかし「2PM」は2021年7thフルアルバム「MUST」以降、韓国でアルバムを出しておらず、ファンの待ち時間が長くなっている。

「実は、数週間前にメンバーと会って(完全体活動について)話をした。待ってくださるファンがいるのを知っているから。『いつカムバックする』、『公演をする』などの正確な話はまだないが、来年には何かすればいいのではないかという意見が出ている状況だ。スケジュールを調整している」と伝えた。

いつのまにかデビュー18年目になったJun. K。長い間音楽活動を続けてきたが、彼の目標は今後もずっとステージに立つことだという。目の前の成績に一喜一憂するよりは、長い間公演ができる歌手になりたいという希望がある。

Jun. Kは「JYPパク・ジニョンが今でもステージに立っている。長い間ステージに立つことができるというのは、この人の公演を見たい人がいるという意味だ。パク・ジニョンの姿を見ながら、僕も長く公演ができる人になりたいと思った。それで『どうすればこれを長くできるだろうか』といつも悩みながら努力している」と話した。

それとともに「今は公演に夢中になっている時期だと思う。以前は『僕を見せなければならない』という思いが大きかったが、今は『公演に来た方々とどのように思い出を作るか』と思いながら構成についても研究を続けている。これが歌手という職業で得られる最大の幸せではないだろうか」と語った。

一方、Jun. Kの4thミニアルバム「Dear my muse」は1日午後6時にリリースされる。

「2PM」Jun. K

2025/09/01 14:50 配信
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