
泥酔した外国人観光客を知人たちと一緒に性暴行した容疑で1審で実刑を宣告されたテイルが、控訴審でも原審と同様に懲役7年を求刑された。
ソウル高等裁判所刑事は17日午後、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(準強制性交等)の疑いを受けるグループ「NCT」出身テイルと共犯らの控訴審初公判期日を開いた。
テイルらは昨年6月13日午前4時ごろ、泥酔した中国国籍の女性観光客Aさんを性暴行した疑いを受けている。
これに対して彼らは、7月の1審でそれぞれ懲役3年6か月を宣告されて法定拘束された。検察と彼らは両者ともに、量刑不当を理由に控訴した。
この日、裁判で検察は一審求刑と同様に懲役7年を宣告するよう裁判部に要請した。
囚人服姿で法廷に出たテイルは最後の陳述で「被害者が被った傷はどんな言葉や行動でも完全に回復できないという事実をよくわかっている。それにもかかわらず、この場を借りて心を尽くして謝罪の言葉を申し上げる」として「私の無責任で愚かな行為により取り返しのつかない傷を残したことに対して、一生贖罪する思いで生きる」と明らかにした。
テイルの弁護人は「(共同住宅地に移動するとき)もっと酒を飲みたいと思っていただけで犯行しようと計画したわけではない」として「捜査機関に自首した頃に所属グループから脱退し、会社と専属契約も解除した。拘束以前は自分と父親の生計のために食堂のアルバイトをしながら、後に社会の健全な構成員となるために努力し、現在は拘置所で誤ちを悔い改めて自省している」と善処を訴えた。
一方、裁判部は来月17日午後2時30分に彼らの宣告期日を開く予定だ。
2025/09/17 18:31 配信
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