「SHINee」キー、“誕生日=祖母の命日…最後に作ってくれたコムタンを13年間保管”(シングル男のハッピーライフ)

グループ「SHINee」のキーが、亡くなった祖父母との思い出を回想した。

韓国で19日放送されたMBC「シングル男のハッピーライフ(私は1人で暮らす)」では、「SHINee」のキーが祖父母に会うため国立ヨンチョン(永川)護国院を訪れる様子が描かれた。

この日キーは国立永川護国院を訪れた。 彼は父方の祖父、叔父、母方の祖父全員が“韓国国家有功者”( 韓国政府から建国後に国功を立てた者と認定された者)だと明かし、パネラー陣を驚かせた。 共働きだった両親に代わり、幼い頃、祖父母と多くの時間を過ごし思い出を積み重ねたというキーは、祖母との切ない記憶を回想した。

キーは「9月に僕の誕生日がある。僕の祖母の命日が僕の誕生日と同じ日」と語り、祖母が突然亡くなった後、2~3年間は誕生日ケーキを見るのも嫌になるほど辛かった気持ちを告白した。

続けて彼は「考えてみると『僕がこうなることを望んでおられるだろうか?』という思いが浮かんだ。ある時から、思い出を振り返り、嬉しかった記憶をさかのぼる意味に変わった」と、変わった気持ちを打ち明けた。 キーの話にパク・ナレも涙をぬぐいながら深く共感した。

祖父母へのあいさつを終えたキーは、テグ(大邱)のトンソンノ(東城路)へ向かい、母との誕生日デートを楽しんだ。 偶然、ペアルックのようにボーダーTシャツを着た母子の姿に、パネラー陣は「わざと服を合わせたのか」と驚いた。

母と腕を組んで相合い傘をしたキーは、母の行きつけの軽食店で食事をし、4コマ写真で思い出を残した。 息子と初めて撮る4コマ写真に、母の幸せそうな笑顔は見る者までほっこりさせた。

母とのデートを終え実家に戻ったキーは、誕生日ケーキと共に両親からの祝福のプレゼントを受け取った。 特にキーは、母が準備した誕生日の食卓に置かれた“おばあちゃんの特製コムタン(牛骨スープ)”を見て、口をぽかんと開けた。

早朝4時に起きて5時間かけて手作りのコムタンを煮込んだという母の言葉に、大きく驚いた。

キーは「おばあちゃんが最後に作ってくれたものが、今でも冷凍庫にある。13年間一度も解凍されたことがない」と述べ、「これは本当にタイムマシンに乗ったみたいだ。これが僕にとってどれほど大きな意味なのか…」と感動した様子を見せた。懐かしい祖母へのキーの想いがそのまま伝わってくる瞬間だった。

「シングル男のハッピーライフ」は、韓国で毎週金曜日午後11時10分から放送中だ。


2025/09/20 10:37 配信
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