
イ・ソンビンが爆発した。
20日オンエアのMBCドラマ「月まで行こう」(演出オ・ダヨン、チョン・フン/脚本ナ・ユンチェ)第2話「熱心とコンプレックスの間」という副題でチョン・ダヘ(イ・ソンビン)、カン・ウンサン(ラ・ミラン)、キム・ジソン(チョ・アラム)の「土のスプーンたち」の孤軍奮闘を笑いと切なさを盛り込んだ。その中でさらに硬くなった彼女たちのきずなと同時に、ダヘと「ハム博士」ハム・ジウ(キム・ヨンデ)の予想外のテンションから目が離せない。
昨夜に続いてウンサンは、ダヘとジソンに「ビットコイン列車」に同情することを真剣に提案した。結局ダヘはウンサンの言葉に丸め込まれ1万ウォン分のコインを買ったが、翌朝には売るべきか悩んだ。「大当たり病」にかかって数回事業に失敗した父チョン・ヨンジク(ソ・ヒョンチョル)のせいで幼い頃から苦労の連続だった過去を思い出したからだ。
ジソンは同じチームのチョ・スジン(オ・スンア)の小憎らしい計略に巻き込まれ、新品の靴のかかとが折れることになった。会社帰りにわなわなと震える手でジソンが乗ったカートを押したウンサンは「あなたたちが失敗するのをとても見ていられない。こんな生き方をしていたら、この程度でしょ?悲惨な人生以外に何があるのよ。知らぬふりはできないわ。放っておけない」と後輩への本心を口にした。
社内評価で相次いで挫折を経験してきたダヘについに昇進のチャンスが訪れた。こどもの日のプロモーション企画案公募で最終候補に名を連ねた。この3年間、落ちまくっていたダヘは「待てば海路の日和ありというけど、やった!いくぞ!チョン・ダヘ、昇進するぞ!」と士気を高めた。ここに職場内の伝説と言われるハム博士が今回の企画案の審査を務めることになり、社内の雰囲気も一層ヒートアップした。
企画案プレゼンを控え、誰よりも熱心だったダヘは真夜中に家に侵入しようとする怪しい人間と対立し、発表前日にファイルを丸ごとなくしてしまった。泣きまくった顔と震える手で、徹夜で資料を作り直したが、結果はダヒの勝ちだった。傷心を慰めてくれるチームもなく、ダヘは会食の席でチーム長のコ・デヨン(ウム・ブンソク)の指名を受けて、舞台に上がり歌を歌わなければならなかった。
続いて公募展が事実上、公募社員のための「仕組まれたもの」だったと聞いたダヘは、「毎日、毎日崖から飛び降りる気持ちで耐えてきた職場での3年。私の頑張りは結局劣等感になってしまった」という自分を笑いながら当てもなく走った。
全てが崩れたようだったダヘの日常にも小さな反動のチャンスが訪れた。ウンサンの勧めで同乗したコイン列車が奇跡のように「Jカーブ」を描いて上昇したのだ。収益はたった「500ウォン」だったが、ダヘはそのお金でトッポッキを買って食べ、笑顔を取り戻した。
第2話のエンディングはダヘとハム博士の予想外の「頭突き」で終わった。会食の席でダヘが歌った歌が気になったのかハム博士は酔ったダヘを捕まえてなぜその歌を知っているのか尋ねた。するとダヘは「今や私の好みまで審査しようとしているの?」と泣いた。ハム博士が「次回もっと頑張って…」と続けたところ、「頑張り」という言葉に傷ついたダヘは、「頑張らない!」を叫んで頭突きをした。
一方、MBCドラマ「月まで行こう」は毎週金、土曜日午後9時50分放送中だ。
2025/09/21 20:13 配信
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