
「BLACKPINK」「TWICE」が主導してきた「K-POP」ガールズグループのグローバルな活躍に、新たな潮流が起きている。先輩たちの足跡を追い、第4世代ガールズグループがポップの本場であるアメリカで徐々に存在感を示している。
その中でも最も頭角を現しているのが、「aespa」「IVE」「LE SSERAFIM」だ。彼女たちは、単に英語楽曲をリリースするだけでなく、現地のアーティストとの多様なコラボレーション、有名番組への出演、ツアーの開催など、活発な活動を通じて現地のファンの心をつかむことに乗り出した。
「aespa」は2022年に世界的な音楽レーベル「Warner Records」とパートナーシップを結び、グローバル市場への進出を本格化させた。初の英語シングル「Life’s Too Short」をリリースし、アメリカでの活動の狼煙を上げ、「YouTube Theater」でショーケースを開催した。その後、2023年の初ワールドツアー「SYNK : HYPER LINE」で北米8都市のファンと会い、活動の場を広げた。
シアトルを皮切りに、オークランド、ロサンゼルス、メキシコシティ、オーランド、シャーロット、ニューアーク、トロント、シカゴなど北米・南米9都市で繰り広げられた2度目のワールドツアー「SYNK : PARALLEL LINE」は、全公演が完売し、着実に拡大している「aespa」の影響力を証明した。最近では、ABCの代表的な朝の番組「Good Morning America」や、Fox TVの人気トークショー「Jennifer Hudson Show」に出演し、新曲「Rich Man」のステージを披露した。
「IVE」は、2ndシングル「LOVE DIVE」のリリース記念ショーケースで、「海外進出が私たちの目標の一つだ」と、より広い市場へ進出する意欲を示した。その後、所属事務所の親会社である「Kakao Entertainment」が「Sony Music」傘下の「Columbia Records」とパートナーシップを結び、彼女たちのグローバル活動を全面的に支援した。これを基に、2023年に初ワールドツアー「SHOW WHAT I HAVE」を開催した。英語楽曲を先に発表して現地で強い印象を残した「aespa」とは異なり、ツアーからスタートしたにもかかわらず、ロサンゼルス、オークランド、ニューアーク公演を完売させ、その存在感を際立たせた。
さらに、世界最大の音楽フェスティバルの一つである「Lollapalooza Chicago」のステージに上がり、チームの地位を確固たるものにした。最近、2度目のワールドツアー「SHOW WHAT I AM」の開催を発表し、海外ファンからの期待を集めている。
「LE SSERAFIM」は、アメリカ市場の最前線で独走的な歩みを見せている。他のグループに比べて早く現地に進出し、市場を先行したという評価を得ている。彼女たちは、デビュー1年で「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife」の英語バージョンを活用したオープンバースチャレンジブームを先導した。このように、海外で流行しているマーケティング戦略を積極的に使い、伝説的なギタリストのナイル・ロジャースや、有名ボギングダンサーのデシャウン・ウェズリーとコラボレーションすることで、着実に認知度を確保した。
特に「2024 MTV Video Music Awards」のような大きな授賞式や、NBCの代表的な朝の番組「TODAY SHOW」などで披露した圧倒的なパフォーマンスは、人気の起爆剤となった。強固なファンベースを築いた後、ことし初の北米ツアー「EASY CRAZY HOT」を開催。7都市のチケットが完売し、爆発的な関心を証明した。観客の熱い反応と大合唱がSNSで拡散され、実質的な人気を実感させている。
コンサートで最も熱い反応を集めた4thミニアルバムのタイトル曲「CRAZY」が収録されたアルバムは、アメリカ音楽専門メディア「ビルボード」の「ワールドアルバム」チャートとイギリス「オフィシャルフィジカルシングルチャート」に並んで再ランクインした。特に彼女たちは、アメリカ市場で「K-POPガールズグループ初」という修飾語を一つずつ増やしている。「K-POP」ガールズグループの中で初めてアメリカNBCの代表的なバラエティ番組「America’s Got Talent」に出演し、強烈な印象を残した。それだけでなく、グローバル企業「Amazon Music」と協力してオフラインのポップアップストアを開催した唯一の「K-POP」ガールズグループとなった。
このように、「aespa」「IVE」「LE SSERAFIM」がそれぞれの方法でアメリカ国内での地位を広げている。グローバル音楽市場の中心であるアメリカで、「BLACKPINK」と「TWICE」の実力と人気を継ぐ彼女たちの今後の活動に注目が集まる。


2025/09/28 02:56 配信
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