キム・ウビン、「スジ、『魔法のランプにお願い』で演技をうまくしてくれた。十分だった」

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

「スジさんが演じたキ・ガヨンは、感情が欠如していたが無表情ではなかった。微妙な、繊細な演技をスジさんがうまくしてくれた。向き合って演技する立場では、リアクションとして十分だった」

俳優キム・ウビンがNetflixシリーズ「魔法のランプにお願い」で共演したスジの演技についてこのように話した。キム・ウビンは13日午前、ソウル市チョンノ(鍾路)区ソギョクドン(昭格洞)のカフェで行われたインタビューで、「スジさんが、とても演技をうまくしてくれてガヨンだと思いながら過ごしたと思う」と付け加えた。

彼は「スジさんが演じたキ・ギヨンというキャラクターとは関係がなく、いろんな姿を見せてくれるので、私だけを考えたときにプレッシャーがあった」として「シナリオの持つ力がとても良いので楽しみながら撮影をした」と伝えた。

スジについては「スジさんとは10年ぶりに撮影をした。とてもうれしくて楽しい気分だった。ふたりが親しくなる時間が必要ないので始めから親しい状態で呼吸を合わせたので、早く楽しく出来たと思う」として「性格の違いがあまり大きくなくて楽しかった」と明らかにした。

彼はラブラインを演じることについて「愛はすっと入ってくると思う。ジーニーも染み込むように自然に入っていって、タワーの上で炎のように燃えあがったのではなかっただろうか。心が沸き上がるか湧き上がらないかという過程で、ガヨンの挑発で『あ~、どうでもいい』という思いが心の中にすっと広がったと思う。ジーニーの過去の愛の物語は、人間は神の失敗作であると信じて数千年間過ごしてきた。初めて異性が好きだと感じるように、そのように演じていこうと思った」と話した。

「魔法のランプにお願い」は、千余年ぶりに目が覚めたキャリア断絶のランプの妖精ジーニー(キム・ウビン)が、感情欠如人間のガヨン(スジ)に出会って3つの願いに関して繰り広げられるストレスゼロのファンタジーロマンチックコメディだ。キム・ウビンは、永遠の人生を生きるランプの妖精で、人間の堕落をテストして願いを自分の思いのままにする高慢なサタンのジーニー役で出演した。

983年ぶりに自身を世の中に呼んだ新しい主人のガヨンが、以前自身をランプに閉じ込めた少女の生まれわりであることを知ったジーニーは、ガヨンを堕落させるために願いを言わせようと誘惑するが、願いなんて必要ないとびくともしないガヨンと命がけの賭けをし始める。

3日の公開後にわずか1日で「今日の大韓民国のTOP10シリーズ」で1位になって話題を集めている。

彼はジーニーとして演技をしながら集中した部分について、「ジーニーは人間ではない。人間と違ってほしいと思った」として「話し方、リズム、衣装、リアクションの全てが少し違っていてほしいと思って、そんな違いを作っていくのが楽しかった」と話した。

「魔法のランプにお願い」は、俳優ソン・ヘギョがジーニーの元ガールフレンドであるジニア役で出演し、ダニエル・ヘニーが犬として出演して見る楽しさを加えた。

彼は元ガールフレンド役のソン・ヘギョとのコンビについて尋ねると「ガヨンにだけ集中した。元ガールフレンドは元ガールフレンドだ」とはっきりと言い切って笑わせた。引き続いてガヨンと恋に落ちた理由についても「結局はきれいだから?外見が大きな理由ではなかっただろうか」と率直に答えた。

「相続者たち」以来、12年ぶりにキム・ウンスク作家と再会したキム・ウビンは「後輩たちがたくさんできた。模範にならないといけないというプレッシャーがある。むしろ末っ子の時、弟のときが気持ちが楽だった。与えられた私の仕事を頑張り、スタッフの方々とコミュニケーションしながら今後もしっかり過ごす計画だ」と伝えた。

2025/10/13 14:50 配信
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