女優ソン・ヘギョ、親友カン・ミンギョンのために一肌脱ぐ…「ダビチ」の新曲MVでナレーション

女優のソン・ヘギョが、韓国の女性デュオ「ダビチ」カン・ミンギョンのために特別な“才能寄付”に出た。

　去る19日、カン・ミンギョンの個人YouTubeチャンネルに新曲「タイムカプセル」の制作ビハインドを収めたブイログが公開され、話題を集めている。プロデューシングを務めるイ・ムジンとの曲作業からレコーディング現場、ミュージックビデオ（MV）の撮影エピソードまで、リアルな制作過程をのぞくことができる。

　今回のブイログには、ソン・ヘギョがナレーションを引き受けて特別さを加えた。ことし1月、カン・ミンギョンはソン・ヘギョの日常を収めた映像であるブイログを直接編集し、自身のYouTubeチャンネルに投稿した。この映像は、公開直後リアルタイム人気動画ランキング1位になるなど注目された。10月20日基準でアクセス数552万ビューを記録している。そんなソン・ヘギョが、再びカン・ミンギョンのためにナレーションに参加して、関心を引いている。

　また、「ダビチ」の制作ビハインド映像にはカン・ミンギョン、イ・ヘリが10年後に開けてみる「ヘリ&ミンギョンのタイムカプセル」を埋める様子も収められた。2人は、新しい未来を約束するシーンで時間と記憶のメッセージを完成させた。

　「ダビチ」の新曲「タイムカプセル」は、今月16日の発売と同時に音源チャートにランクインした後、発売翌日の午前にはチャート上位圏を記録して熱い反応を得ている。彼女たちだけの淡泊ながらも深みのあるメロディーと、繊細で温かい感性がリスナーをとらえている。

　「タイムカプセル」のミュージックビデオは現実と記憶、過去と現在を行き交う叙事的演出が引き立ち、「DAVICHI」特有の感性やサウンドで、時間の流れの中の感情を繊細に描いた。特に、「タイムカプセル」が伝える時間と思い出のメッセージを視覚的に拡張し、曲のストーリーをより豊富にさせたと好評を博している。

　また、今回のMVはAIや3Dなどの新技術を組み合わせた4:5割合の映像美で、完成度を高めると同時に深い共感と余韻を誘った。ここに、カン・ミンギョンの過去の演技シーンをオマージュし、感動的な流れの中でも愉快な楽しさを加えた。

　昨年11月に発売したEP「Stitch」を皮切りに、ことしのはじめ単独コンサート「A Stitch in Time」、そしてデジタルシングル「歌います」に続き、新曲「タイムカプセル」で音楽的歩みをつないでいる。彼女たちが粘り強い中で新しい変化を模索する音楽的旅程を見せたという点でも、同曲は意味深いアルバムだ。

　「ダビチ」は、さまざまな舞台とコンテンツを通じてファンたちとコミュニケーションしており、長時間を共にしてきたデュオとして成熟した感性と音楽的深みを披露する予定である。