
ガールズグループ「NMIXX」が初めてMelOnの首位を獲得した。デビューから約3年8カ月で叶えた成果だという点でより注目を集めている。
「NMIXX」は新曲「Blue Valentine」でMelOnジャンル総合日間最新チャート(10月27日付基準)で1位を獲得した。これは1位に長期間留まっていたグローバルヒット作Netflixアニメーション映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」OST「Golden」を2位に引きずり下ろし得た結果だ。
【デビュー後の不振を越え初のフルアルバムタイトル曲でキャリアハイ】
新曲「Blue Valentine」は「NMIXX」が去る13日に発売した初のフルアルバムのタイトル曲だ。「互いの感情が衝突し冷たくなった心に火をつける」というメッセージをテーマにした曲で、スピード感が違うブーンベプリズムが交差する方法で立体感を加えたという点が特徴だ。
この曲は発売直後にチャート上位圏にチャートインし、素早く順位上昇を見せ1位まで獲得した。所属事務所JYPエンターテイメントは「季節感に合った切ない雰囲気とこみ上げるようなサビのメロディー、6人のメンバーの調和されたボーカルなどが好評を得ている」と伝えた。
「NMIXX」は去る2022年2月にデビューした。「Wonder Girls」、「MissA」、「TWICE」、「ITZY」などを育てた”ガールズグループの名家”であるJYPの次世代ガールズグループという点で期待を集めた。彼女たちは初のシングルで約49万枚(CIRCLEチャート年間アルバムチャート基準)の販売高を上げ、デビュー初期から音盤分野で好成績を得ている。
しかし音源の分野では期待感に見合った頭角を現すまでに長い時間が掛かった。「NMIXX」の初のシングルタイトル曲「O.O」と同年9月に発表した2枚目のシングルタイトル曲「DICE」のMelOn日間チャート最高順位は、それぞれ90位と50位だ。同時期にデビューした”第4世代ガールズグループ”の「IVE」、「LE SSERAFIM」、「NewJeans」などがデビュー曲でチャートの最上位圏を獲得したことと対比する成績だ。
「NMIXX」は他のガールズグループとの差別化のために「2つ以上のジャンルを1曲にしたポップスタイル音楽」を意味する「MIXX POP」をチームの音楽の正体性に打ち出しデビューした。この中で「NMIXX」が競争構造にあるチームたちより低い音源成績を得ると、一部で難解なジャンル混合の試みが「NMIXX」の音楽と大衆の間との壁を作っているという視線もあった。
【さえない成績にも”MIXX POP”を貫く...音源パワーを証明後にワールドツアー突入】
「NMIXX」はしっかりとしたライブ実力を知らせることに集中し、今一度期待の走者だという評価を得た。以降、去る2023年3月に発売した「Love Me Lije This」でMelOn日間チャートTOP10に初めてチャートインした。これで成功街道に入ったかのように見えたが、その後発売した曲の音源成績はさえなかった。後続作たちのタイトル曲日間チャートの最高順位を見ると、「Party O'Clock」が123位、「DASH」が100位、「See that?」が26位、「KNOW ABOUT ME」が114位だ。
前作アルバムタイトル曲が100位圏外だったという点で、新曲「Blue Valentine」の1位獲得はより注目を集める。ジャンルの掛け合わせに焦点を合わせるために重く感じた以前の活動曲たちよりも、かなり聞きやすい感性ポップを強調しテンポの変化で面白い要素を追加したのが効果的だったという分析が出ている。
さえない成績にも「MIXX POP」を継続して押し出し、音楽を楽しむライトファン層増やした点と、最近はメンバーのヘウォンだけでなく他のメンバーがYoutubeバラエティーコンテンツなどを通じて人気を得たり大衆との親密度を高めた点でもまた音源チャートで突風を起こすのにいい影響を与えたという反応も出ている。
「NMIXX」の首位獲得が、「NewJeans」が所属事務所との専属契約紛争の余波で活動中断して停滞していた第4世代ガールズグループ競争の熱気に今一度火をつけるきっかけになるか関心が集まっている。加えて「LE SSERAFIM」が去る24日に「BTS」J-HOPEがフィーチャリングした新曲「SPAGHETTI」でカムバックし、興味深い対決構図が作られている。「SPAGHETTI」最新日間チャート順位は47位だ。今後順位をさらに引き上げながら最上位圏にチャートインするのか注目を集めている。
一方、「NMIXX」は新アルバムで約64万枚の初動販売量(発売後1週間の音盤販売量)を記録し、ファンダムの勢いも今一度立証した。「NMIXX」は来たる11月29~30日の2日間、仁川インスパイアアリーナで初のワールドツアー「EPISODE 1: ZERO FRONTIER」の幕を開けグローバルグループとしての活躍を試みる。
2025/10/29 06:57 配信
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