
日韓メンズアーティストによるダンスボーカルフェスティバル「BUZZ-UP」。
これまで日本、韓国のアーティスト共演で話題を呼んできた対バンイベントだ。今回は「BUZZ-UP 2021 summer」として2021年8月20日(金)に東京・豊洲ピットにて開催した。
新型コロナウイルス感染対策を厳守しながら、韓国アーティスト2組、日本アーティスト8組の計10組、日韓エンタテインメイトによる夏のイベントとなった。
まずオープニングアクトとして登場したのは、5人組ダンス&ボーカルグループ「ZERO GRIP」。

今年6月にデビューしたばかりのフレッシュなボーイズグループで、現在9月7日(火)リリースのミニアルバム『ZERO』のリリースイベントを各地で勢力的に開催中の今後大注目グループ。
王子様のような紺色に金色の装飾が映える衣装で、元気いっぱいパワー溢れるダンスナンバー2曲「BATTLECRY」と「Lock You! 」を立て続けに披露して会場を一気に盛り上げた。


【アーティスト情報】
ZERO GRIP (ゼログリップ)
公式サイト
公式Twitter
https://twitter.com/ZEROGRIP_info (@ZEROGRIP_info)
そしてオープニングアクト2組目は「FLS」。

6人組のダンス&ボーカルグループ。
7月には「The first」をリリースし、FLS冠番組「ふぃあれすTV」でも話題のホットなグループ。またメンバーはソロ活動も活発に行い人気を呼んでいる
ステージではラップを含んだ体の芯に響くような激しいダンスナンバー「STRONGEST」、そして「NEW AGE 」を披露。途中アクロバスティックな振り付けで迫力のシーンも見せた。
トークではそれぞれがなぞかけやダンスなど自己紹介をして、その存在感をアピールした。


【アーティスト情報】
FLS(フィアレス)
公式サイト
公式Twitter
https://twitter.com/FLS_info(@FLS_info)
ここでMCの3人が登場し、ライブの間の注意事項などを和やかに説明。
今回はApeace UK、木全寛幸(SOLIDEMO)、HAKU(SUPER FANTASY)がMCを担当。


拍手での応援を楽しく練習したりと、改めてしっかりと会の開始を宣言した。
本編1組目は日本人7人組クリエイティブユニット「ONE HUNDRED LIMINAL」。

メンバー全員が制作にも携わっているというスペシャリスト集団で、ファンからは「ワンリミ」という呼称で愛されている。実は結成7ヶ月ちょっとではあるが、GENは「G-EGG」にも出演した経歴を持つなど話題豊富な目が離せないグループ。
ストリート系のカジュアル衣装にR&Bのクールなダンスで、一瞬にしてワンリミのカラーに会場を染めた。
「GO UP」、そして続く2曲目ではビートが響くナンバー「None of This -short ver.- 」を披露。
作詞作曲、振り付け、構成、演出、編集、最年少、リーダーなど、それぞれの担当とともに自己紹介。歌やダンスだけでなく幅広い才能をもつメンバー。
3曲目はメンバー作詞作曲の「Dreaming Journey」。明るい願いのこもったクリアな曲に、のびやかな歌声を存分に響かせた。
簡単な振り付けもレクチャーし、会場も一緒に手を振り上げて応援。一丸となって盛り上がった。


【アーティスト情報】
ONE HUNDRED LIMINAL(ワンハンドレットリミナル)
公式サイト
公式Twitter
https://twitter.com/100liminal(@100liminal)
続いてステージに姿を表したのは、韓国アーティスト「GMOST MELO」。

男女のダンサーを率いて、ノリのいい韓国語のポップ曲「BOONBOONBOON」でスタート。耳に残るフレーズが特徴的な1曲。ハイトーンの歌声のK-pop曲で会場を湧かせる。
さらにGMOSTのデビュー曲である「Fallin'」を日本語、ソロバージョンで初披露。セクシーなダンスでアツくした。
また、同じくソロバージョン初披露となる「平行線-baby it's you-」は日本語のクールでスタイリッシュ、スピード感のある曲。もちろんここれでもダンスと歌を惜しげもなく見せつけた。
「(ステージは)大変だったけど、みなさんの目が"がんばれ"って言ってくれているようで力をもらって頑張れました。」とはにかみながら日本語で挨拶。
現在クロスFMやYouTubeでも活動しているとのことなので、ぜひチェックしよう。




【アーティスト情報】
GMOST MELO(ジーモスト メロ)
公式サイト
公式Twitter
https://twitter.com/G_MOST_official (@G_MOST_official)

「ZeBRA☆STAR」が登場すると、会場の雰囲気は明るく優しく一転。
10名の個性豊かなメンバーからなるダンス&ボーカルグループで、なんと最年少は13歳になったばかり!
トークもリズミカルに、笑顔溢れるステージを繰り広げた。
2017年リリースの「ゼブラワールド」は大石昌良氏が作詞作曲。打ち合わせ中に「トマトきらいなんですよ」といったらそのまま歌詞になったというエピソードも明かした。
特に今年4月リリースの4th シングルタイトル曲「Shining Fire」は、特徴的で覚えやすい繰り返しのフレーズでノリのいいサマーチューン。会場と共に手拍子をしたり踊ったりと楽しい時間を届けた。
一方「Breakthrough」は「信じで練習しつづけていれば、みなさんの前でいつかパフォーマンスできる」ということをテーマに今だから聞いて欲しい曲と紹介。ミドルテンポで心に響くような叫びにも似た感情を、静かにそしてアツく表現し、ボーカルのクリアの歌声とともにストレートに突き抜けた。
9月14日には3rdシングル「Youthful Wind/Lucky Boy☆Lucky Days」のリリースも控えているし、今後同事務所スターダストの先輩グループとのイベントなども期待したいニューカマーボーイズグループ。


【アーティスト情報】
ZeBRA☆STAR(ゼブラスター)
公式サイト
https://www.zebra-star.jp/index.html
公式Twitter
https://twitter.com/ZeBRA_STAR_info(@ZeBRA_STAR_info

ブルー×ホワイトの揃いのスカジャンスタイルの衣装で軽やかなダンスを繰り広げる「WATWING」。キレとシンクロ率の高さは目を離せなくなるほどのクオリティ。
2019年「Star Boys Audition」により結成されたホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループで、 個々でもミュージカルなど勢力的に活動を広げ、9月22日にトイズファクトリーより「Take off,」でメジャーデビューが決定している。
元気よく挨拶し、グループ名の由来『「WAT」はスラングで「何?」。「WING」は「翼」。誰に何を言われようと、自分達の想いを貫いて 羽ばたいて行きたい。』と紹介。
1曲目「Runway」に続く2曲目ではメンバー古幡が振り付けを担当したという、ダンスにも歌にも注目の曲「With you」。 爽やかなメロディーとまっすぐな歌詞に、空や正面を指差す仕草がピッタリとマッチして、会場に吹き抜ける風を起こした。
さらに最後の曲ではメジャーデビューEP「Take off,」のリード曲「HELLO WORLD」も披露。
聴く人みんなが元気と、勇気、そして笑顔をもらえるような前向きでパワフルな曲。繰り返される「♪HELLO WORLD~」というフレーズが心に響くリード曲にふさわしい1曲。
今後必ず話題になること間違いなしのグループ。
「Take off,」のリリースに伴いイベントも開催!チェックしよう!



【アーティスト情報】
WATWING(ワトウィン)
公式サイト
https://www.horipro.co.jp/watwing/
公式Twitter
https://twitter.com/watwing_info(@watwing_info)
そして、「SUPER FANTASY」の出番になると、会場は一瞬静寂に包まれ、神秘的なナレーションからスタート。

おとぎ話の世界に飛び込んでハッピーエンドを迎えにいく、新しいエンターテインメントプロジェクトSUPER FANTASY。そのタイトル通り唯一無のステージを誇る噂のグループ。
今回は最新作となる、第8作「Sleeping Beauty(眠れる森の美女)」を披露した。
物語はまず森の中から始まる、、、「Rwy'ndygrudi!!!」はマントを翻して明るくキュートなダンスで楽しい雰囲気を作り出した。すると次の「Nightmare」では一転、衣装もチェンジしてクールで激しい表情に。団体のフォーメションが展開するダンスも目が離せない。さらに「Place」で物語は終盤へ。。。ツインボーカルのハーモニーとハイトーンのパワー、そしてシンクロするダンスと、SUPER FANTASYにしかできない世界観をしっかりと見せつけ、会場はステージに釘付けとなった。
現在SUPER FANTASYは、「Sleeping Beauty(眠れる森の美女)」の9月29日リリースにむけて各地でリリースイベントの真っ最中。
また、10月より全国ツアー開催も予定している。
ぜひお近くの方は足を運んで、お伽話の世界に連れて行ってもらってはいかがだろうか!



【アーティスト情報】
SUPER FANTASY(スーパーファンタジー)
公式サイト
https://www.super-fantasy.com/
公式Twitter
https://twitter.com/superfantasy_fv(@superfantasy_fv)
次に登場したのは「UK」!

今年デビュー10周年を迎えた韓国出身グループApeace ヨンウクのソロプロジェクト「UK(ユーケイ)」。7月20日にリリースした1stシングル 『CHECKMATE/君と見る世界は綺麗だ』より「CHECKMATE」をteamUKダンサーと共に披露。完璧チームワークでクールでスタイリッシュなダンスに会場は引き込まれた。
そして続いてApeaceの「Bang!Burn!Love」を、途中ダンサー紹介も含めながら笑顔満載で楽しい雰囲気を作る。
3曲目は「君と見る世界は綺麗だ」をしっかりと心を込めて歌唱。
今だからこそ気づくことができた、当たり前に過ごす日々の愛しさを綴ったバラードは誰もが今胸に抱えている思いとリンクする。歌いながら客席のファンらをひとりずつ見つめるUKの姿に、感動で涙を流すファンも。
「今日はありがとうございます!僕がこのステージに立つことができるのは、僕1人の力ではなく、ダンサーのみなさん、スタッフや関係者の方々、Apeaceメンバー、そして何よりもファンでAngelpeaceの応援があるからです。いつも本当にありがとうございます!」と感謝の気持ちを改めて語った。
そしてジャケットプレイが見どころの「Never Ever End」をteamUKバージョンで披露。アツいパフォーマンスに会場は息をするのも忘れて見入った。
9月には舞台「バラガキ」の出演も決定しているUK。
更なるUKの活躍に注目しよう!





【アーティスト情報】
Apeace UK(エーピース ユーケイ)
公式サイト
公式Twitter
https://twitter.com/UK_official_jp (@UK_official_jp)
「IVVY」のステージでは、ストーリー性のあるクールなJ-popダンスナンバー「Light on fire」でのっけから会場の温度を急上昇させた。

メンバー全員が身長180cm以上、メンバーそれぞれが結成前に、消防士であったり陸上競技やサッカーなどでキャリアをもつハイスペックというだけのことはある圧倒的な存在感とダンスパフォーマンスで終始会場を魅了。
ペンライトの色を白に合わせてリズムに合わせて上下に揺れ動かして、会場全員が応援した。
9/4~9/25には五大都市ツアー「IVVY 2021 LIVE TOUR -PIE5E-」開催予定。
テレビやラジオ出演、メディア掲載情報も随時更新中なので、ぜひチェックしよう!


【アーティスト情報】
IVVY(アイビー)
公式サイト
公式Twitter
https://twitter.com/ivvy_official (@ivvy_official)
そして、全てのアーティストのパフォーマンスが終了。
再びステージにはMCの3人が再登場。
各アーティストから代表メンバー1名が登壇し、来場者プレゼントの抽選を実施した。
今回は昨今の情勢下のより、新型コロナウイルス感染対策をしっかり意識しての開催となったが、目の前でアーティストがパフォーマンスするのを実際にみられたり、ペンライトをアーティストカラーに合わせて変えて、自分の推し以外のグループでも一緒に応援するというエンタテインメイトの良さの詰まったイベントだった。
次回の開催は未定ではあるが、情勢が落ち着いたら開催したいという主催の言葉通り、ぜひ今後とも日韓のエンタテイメントの交流のイベントの開催を期待しよう!
text&photo:AaruTakahashi(https://www.instagram.com/aarutakahashi/)
<「BUZZ-UP 2021 summer」>
日程:2021年8月20日(金)
会場:豊洲PIT
時間:開場15:30 / 開演16:10
出演:SOLIDEMO / Apeace UK / WATWING / IVVY / SUPER FANTASY / ZeBRA☆STAR
BUZZ-UP NEXT:GMOST MELO / ONE HUNDRED LIMINAL
MC:木全 寛幸(SOLIDEMO) / Apeace UK / HAKU(SUPER FANTASY)
OA:ZERO GRIP / FLS
(順不同・略敬称)