
「JAEJOONGが魅せる“音楽の祭典” とiNKODEの“未来”」と銘打ち、10月5日(土)6日(日)に幕張メッセイベントホールにて開催された「iNKODE to PLAY」は、ジェジュンが設立した事務所・iNKODEの日本法人「iNKODE JAPAN」が初めて主催するライブ公演である。
JAEJOONGを中心に、10月に韓国でデビューが決定しているSAY MY NAMEが世界初パフォーマンスを披露することに注目が集まっていた本イベント。その初日の模様をレポートする。
オープニングはジェジュンのデビュー20周年を記念するフルアルバム『FLOWER GARDEN』から『Devoiton』でスタート。『9+1#』、『Big Revolution』と一気に3曲を駆け抜ける。

「ハロー幕張!!iNKODE to PLAYへようこそ!」とファンに挨拶をするジェジュン 。続けて「たくさん来てくださってありがとうございます。今日は個人的にも特別なステージであり、集まってくださった皆さんにはとても感謝しています。そして、今日はiNKODE所属の新人ガールズグループの初ステージもあります」と、今日世界で初のパフォーマンス披露となるSAY MY NAMEの登場を予告する。
「まだみなさん何も情報がないですよね。何も発表されていないので」「ここまでものすごい勢いで準備して、いま彼女たちもワクワクそしてすごくドキドキしていると思います」と話すと、ここで一呼吸おいて「僕も同じ気持ちなんですよ!!」と強調。ジェジュンの心中を察するファンたちから拍手と笑い声が湧き上がる。「だからこそ目一杯盛り上がって行きたいので、みなさん最後まで宜しくお願いします!」と呼びかけた。
挨拶を終え続いての曲は「この曲もひさしぶり」という『Walking On Water』で再開。『Dopamine』『Mine』へと続いた。

SAY MY NAMEがパフォーマンスを初披露! 台本にないジェジュンの無茶振りにドギマギ。初々しいステージに会場から温かい声援が。
ジェジュンのファーストパートはここまで。ジェジュンの「今から、一所懸命準備したSAY MY NAMEの初ステージです。思い切り大きな声で彼女たちの名前を叫んでいただけたら嬉しいと思います」と話すと、この瞬間に立ち会おうと集まったSAY MY NAMEファンとジェジュン ファンから大きな歓声と拍手が送られる。ジェジュンによる「SAY MY NAME!!」「声がちいせえな!」「SAY MY NAME!!!」のコール&レスポンスを受けて、イメージビデオ上映の後、メンバーがステージに姿を見せた。
スポーティかつ可愛らしい衣装に身を包んだ7人の姿に観客の視線が釘付けとなるなか『Motivation』『Goldilocks Water』を続けて披露したあと、リーダー・HITOMIの先導による挨拶から自己紹介へと続く。外国人メンバーも全員が一生懸命に日本語で挨拶。一人ひとりの初々しい姿に会場からは温かい拍手が送られた。
HITOMIの「じゃあ次の曲行きましょうか!」の声に他のメンバーが元気よく「はい!!」と声を揃える。お姉さんと妹たちのようなやりとりに、会場からは自然と笑みがこぼれる。
『Brightest Star』『夜空で最も輝く星になる』といった聴かせる曲から、ダンススキルを披露する『Get Loose』まで多彩な姿を見せ、最後はゴンドラに乗り会場を一周しながら『8llowme〜みつけた〜(フォローミー)』で元気いっぱいにステージを終了した。

帰って来たHITOMI「待っていてくれてありがとう」
SAY MY NAMEがステージを終えるとジェジュンが再登場する前でひとりひとりが初ステージの感想を述べる。再デビューは最年長のリーダーとしてチームを牽引することとなったHITOMIも「私のことを信じて待っていてくださってありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。
全員の話を聞き終えたジェジュンは「台本通りじゃ面白くないよね」「聞きたいことがいろいろあってさ」と予定にない展開に持ち込む。目を白黒させるメンバーを見て「ほら、焦ってるでしょ。こういうところが可愛いんですよー」と彼女たちの初ステージをトークで盛り上げた。さらにはHITOMIの再デビューにも触れ「客席を見ていたら、HITOMIちゃんのパフォーマンスする姿を見て涙を流している方もいた。こうしてSAY MY NAMEに加わってくれたことに僕からも本当にありがとうと言いたい」とHITOMIに向かって頭を下げた。
今年はたくさんのチャレンジがあった。これからも新しいワクワクすることを。
SAY MY NAMEが下がると再びジェジュンのセカンドパートへ。『Kiss B』『Good Morning Night』『Summer J』を続けて披露。『Summer J』ではジェジュンが思わず「マジで?」「本当に?」「本気で言ってるんですか」というくらいのファンの「もう一回!」コールで「J!J!J!」の連呼に。翌日のステージが心配になるほどに飛ばす。
終盤に向かう前のMCではデビュー20周年に触れ「今年はすごく頑張ったんですけど、来年はもっと楽しいことがあるといいなと思います」とさらなる飛躍を誓うと『Breaking Dawn』へと突入。『GLAMOROUS SKY』『Glorious Day』を経てエンディングは『To The Boy』で熱いステージを締めくくった。

姉8人のジェジュンに7人の娘が誕生!?ファンの「アッパ!」の声に苦笑
最後にはSAY MY NAMEのメンバーもステージに再登場し会場全体に全員で挨拶。ジェジュンも交えて記念撮影が行われた。ポーズをとっている間にファンから発せられた「アッパ!」の声にジェジュンは苦笑。思わずマイクを手に取ると「アッパじゃないよ〜・・・いや、アッパか」と一言。8人の姉を持つジェジュン に今7人の娘ができたような微笑ましい光景に会場はほのぼのとした空気に包まれていた。
こうして幕を閉じた初日の「iNKODE to PLAY」
生バンドによる迫力の演奏と、事前にジェジュンが約束していた「みんなの近くに」という演出。SAY MY NAMEのお披露目にも立ち会ったファンたちには大満足の一夜となったに違いない。

セットリスト
JAEJOONGパート1
Devoiton
9+1#
Big Revolution
Walking On Water
Dopamine
Mine
SAY MY NAMEパート
Motivation(All Dance Performance)
Goldilocks Water
Brightest Star(Cover)
夜空で最も輝く星になる
Get Loose(UNIT Dance Performance)
8llowme〜みつけた〜(フォローミー)
JAEJOONGパート2
Kiss B
Good Morning Night
Summer J
Breaking Dawn
GLAMOROUS SKY
Glorious Day
To The Boy
イベントタイトル:「iNKODE to PLAY」
開催日:2024年10月5日(土)6日(日)
会場:幕張メッセイベントホール
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