パク・ボゴム、国家代表選手から特殊採用の警察官になった…「グッドボーイ」のビフォー＆アフタースチールカット

慰労が必要な時代、偏見と不義に立ち向かって冷たく冷え切ってしまった情熱を熱く燃やすパク・ボゴム、キム・ソヒョン、イ・サンイ、ホ・ソンテ、テ・ウォンソクが5月31日、視聴者を訪ねる。

JTBCの新土日ドラマ「グッドボーイ」が「グッドベンジャース」の燦爛とした国家代表時代と特採用の刑事になった現在の「ビフォー＆アフター」のスチールカットを公開して期待を高めた。

まず、ユン・ドンジュ（パク・ボゴム）は以前ボクシング選手として金メダルを獲得して国民の英雄と呼ばれた人物だ。金メダルをかんで世界1位の栄光を満喫した彼は、国家代表の特殊採用で警察官になる。動物的な感覚と生まれつきの運動神経で期待を一身に受けたが、警察官の生活は順調ではない。相次いでトラブルを起こし、巡査に格下げされた新米警察官の立場がまさに彼が置かれた現実だ。このように勇敢で明朗でもあるユン・ドンジュは、拳ひとつだけを信じて飛び回る単純なキャラクターに見えるが、彼の胸の中にはその拳ほどに熱い正義感とあたたかい真心が生きている。

標的の前では誰よりも冷徹でためらいがなく、中学生時代から天才といわれて各種の射撃大会を総なめしたチ・ハンナ（キム・ソヒョン）。標的を貫く鋭い目つきと揺らがない姿勢で引き金を引いている彼女は「射撃の女神」そのものだ。今は警察官になって第2の人生を歩いているが、現場に出たいという切実さとは異なり、国際大会のスターというタイトルで警察庁の広報にだけ動員されている。そのように彼女は今日も犯人ではなくカメラの前で銃を構える。

キム・ジョンヒョン（イ・サンイ）はフェンシングの銀メダリスト出身の警察官だ。ひらめく頭脳とすばしっこい動作を兼ね備えた彼は、理性と論理を前面に出す冷徹なエリートだ。スチールカットに盛り込まれた国家代表時代に彼は、フェンシングのユニフォームを着て剣を握って緻密な計算の中で試合に臨み、強い集中力を見せる。現在はスーツを着て監察調査界に携わって秩序とバランスを重視するFMスタイルに固執する。

コ・マンシク（ホ・ソンテ）はレスリングのマットの上で体当たりで相手を制圧し、銅メダルを獲得した。汗にまみれた顔と結然とした目つきは、メダルを獲得した瞬間の切実さと熾烈さを盛り込んでいる。今はレスリングの踏ん張りのノウハウで涙のにじむ現実での踏ん張りのベテランの刑事になった。彼が警部補の位置まで上がることができたのも、ビジネスマインドで上司たちの秘訣を学んで10年以上努力した結果だ。

生まれつき丈夫な肩と腕力で円盤を投げたシン・ジェホン（テ・ウォンソク）。かつては力と技術の完ぺきな調和で空を切ったパワーを後に、生計のために警察官になる。それは、食べさせていかなければならない大切な家族がいるからだ。昇進するために勉強時間を確保しなければならず、閑職である交通安全の補佐を志願して働いている。

そんな彼らが強力特殊チームの下でひとつのチームとして出会う。かつてはメダルをかけてスポットライトを浴びた彼らが、冷えてしまった情熱を再び燃やして本当の戦いを始める。不義を無視しない熱い心臓だけは誰よりも堅固な彼らは、世の中の反則に立ち向かって痛快な一発を飛ばす予定だ。制作陣は「国家代表という華やかな過去を持った青年たちがそれぞれの理由で警察官になって世の中の様々な反則に向かって気分の良いアッパーカットをぶちかます。異なる種目で活躍していた人たちが強力特殊チームという名前の下に集まっていく過程で、予想外の反転と成長が多彩に繰り広げられる予定だ」として、「俳優たちがそれぞれの個性で完成させたこのキャラクターたちが、どのようにひとつのチームとなていくのかを見守ってほしい」と伝えた。

一方、「グッドボーイ」は5月31日土曜日夜10時40分からJTBCで放送が開始され、グローバルストリーミングサービス「アマゾンプライムビデオ」で全世界の視聴者にも公開される。