
強制わいせつの疑いによる1審で懲役刑執行猶予を宣告されたオ・ヨンスの控訴審宣告が下される。
3日、スウォン(水原)地裁刑事控訴6-1部は強制わいせつの疑いで起訴された俳優オ・ヨンスの控訴審宣告期日を進行する。
先立ってオ・ヨンスは2017年夏、演劇公演のために地方に2ヶ月ほど留まり、その年の8月にある散歩道で被害女性A氏を抱き締め、9月にはA氏の住居地前で頬にキスするなど2回にわたり強制わいせつをした疑いで在宅起訴された。
オ・ヨンスは、「A氏の手を握って住居地を訪問したのは事実だが、わいせつな事実はない」と容疑を否認してきた。 しかし、1審裁判所は被害者の供述が一貫性があるとし、オ・ヨンスに懲役8ヵ月、執行猶予2年を言い渡した。 性暴力治療プログラム40時間の履修も命令した。
控訴審結審公判で検察は「被告人は演劇界で50年活動した元老俳優として力のない練習団員を相手にセクハラを犯した」として「被害者は職場など日常を恐怖の中で生きている」と指摘した。 続けて「被告人は被害者に許されず、むしろ被害者が虚偽陳述すると主張している」として懲役1年を下してほしいと裁判所に要請した。
オ・ヨンスは最後の陳述で「この年で法廷に立つことになって恥ずかしい。 当時、私の言動に誤りがあり、それが罪になればその代価を受け取る」としながらも「しかし、今考えても当時私が見せた言動にわいせつだと考えるほどのことはなかったと信じる」と主張した。 それと共に「告訴人と短い縁の間に私の足りない言動で心に傷を負ったとすれば、本当に残念に思う」として「80年を守ってきた人生が価値なく崩れた。 虚しい。 耐え難い。 元の場所に戻らせてほしい」と善処を訴えた。
一方、オ・ヨンスはNetflixシリーズ「イカゲーム」シーズン1を通じて第79回ゴールデングローブ授賞式で韓国俳優として初めて助演男優賞を受賞した。
2025/06/03 07:25 配信
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