
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
tvNドラマ「グッドボーイ」4話(視聴率5.3%)では、完全体で団結した強力特殊チーム5人組が初出撃してジュヨン(オ・ジョンセ)の実体にぐっと近づく様子が描かれた。
強力特殊チームは、ジュヨンをターゲットに捜査網を狭め始めた。そこでチーム長のマンシク(ホ・ソンテ)は自動車密輸市場を握っている“クァンセ”(チョン・ジェウォン)を通じて、最近“モンキー”が自動車密輸の全国トップになったが、インソン税関の監視総括とジュヨンに面倒を見てもらっているという情報を入手した。高級車を軽く修理して海外に転売すれば3倍以上の収益を残すが、輸出前に車を整備して計器盤を操作する作業場は1カ所だった。
モンキーを誘惑するためにエサとして投げる車が必要だった。ジュヨンがまもなく海外出張に行くという事実まで伝えられると、焦った強力特殊チームの目にはチョ庁長(キム・ウンス)の高級セダンが入ってきた。マンシクは「正義のためには悪い選択をしなければならない時もある」と決断を下し、こっそりと持ってきたチョ庁長の車をエサにモンキー組織員の秘密の修理所を捜し出した。強力特殊チームが現場を急襲したが、チョ庁長の指示で車両を手配していた広域捜査隊が乱入し修羅場になった。その隙を狙って逃げていたモンキーは、正体不明の人物によって一気に頸動脈を刺されて殺害された。事件が新たな局面を迎えたのだ。
モンキーが密輸した車両からはフィリピンの武装集団とロシアのマフィアが関与した不法武器、麻薬、貴金属が見つかった。さらに、このように登録されていないインチキ車両は輸出承認書類を変造しなければならないが、内部の人材なしには不可能なことだった。ひき逃げで死亡した税関公務員ジンスがまさに輸出申告担当者であり、その前にこの仕事を担当したのがジュヨンだった。ジンスがジュヨンの“臭い”不正を知って殺されたのだろうというパズルが合わさった瞬間だった。
強力特殊チームがコンテナに隠されていたひき逃げ車両まで見つけ出すと、焦ったジュヨンは露骨に本性を見せた。出国日を繰り上げて逃亡しようとする自分を阻止するドンジュを「法で私を阻止できるなら阻止してみろ。イ・ギョンイル氏(イ・ジョンハ)はそっちがじっとしていたら、まだ生きていたかもしれない」と挑発したのだ。だが、それによってジュヨンは押してはいけなかったドンジュの「ブルドーザー狂人ボタン」を押してしまった。
目が回ってしまったドンジュは、建物の屋上と壁を走りながら、ジュヨンの車を追いかけた。すると、ジュヨンは不法追い越しに速度を上げて子ども保護区域の路地の中に突進した。その瞬間、ジュヨンの車の前に出てきたハンナがドンジュの視野に入り、一寸の迷いもなくジュヨンの車に向かって全身を投げ入れた。1960年代、誰も防げないと思っていた世界ヘビー級統合ボクシングチャンピオンのソニー・リストンを22歳の若造挑戦者モハメド・アリが倒した時のように、「奴を捕まえるには蝶のように舞い、蜂のように刺した」ということだ。
その衝撃で車のフロントガラスが粉々になり、ドンジュは道路に投げ出された。驚きながら止まったジュヨン。寝転んで血を流していたドンジュがまるで狂った人のようにニヤニヤ笑い始めた。そして飛び起きて、ジュヨンに近づき、「交通事故処理特例法の子ども保護区域義務違反、そして人身事故まで。お前はきょう、飛行機に乗れないな。なぜかって?私が示談にしてやらないから」と叫んだ。
2025/06/11 14:52 配信
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