＜インタビュー＞イェリ（Red Velvet）、ドラマ「Bitch X Rich 2」のプレッシャーや役作りから「Red Velvet」の活動まで率直に打ち明ける

韓国ガールズグループ「Red Velvet」でイェリとして活動しながら女優としても活躍中のキム・イェリムが、ドラマ「Bitch X Rich 2」の放送終了の感想を明らかにした。

キム・イェリムはドラマ「Bitch X Rich」シリーズでチョンダム（清潭）国際高等学校最高階級であるダイヤモンド6のクイーンであるペク・ジェナを演じた。華やかさの裏にある内面的な痛みを表わしたシーズン1に続き、シーズン2では自分が持っているものを奪われないためにさらに奮闘する激しい姿を描き出し、好評を得た。

最近、ソウル市カンナム（江南）区のBLITZWAYエンターテインメント社屋で行われたヘラルドPOPとのインタビューで、キム・イェリムは「シーズン2のプレッシャーで撮影前に泣いたりもしました」と率直に打ち明けた。

この日、キム・イェリムは「シーズン1に続いて制作される作品なので、最初は正直に言ってプレッシャーが大きかったです。シーズン2というのは、多くの方々がシーズン1をよく見てくださったから、やることになるものではないですか。シーズン2も良い評価を得なければと思いながら、うまくやり遂げなきゃと思ったんです。評価も直接見られる時代なのでたくさん悩んで撮影前にマッコリを飲みながら泣きましたね」と明らかにした。

続けて「そのようにプレッシャーを抱えて始めた撮影だったんですが、スタッフ、俳優たちを信じて頼りながら撮影しました。実際に撮影を始めてからは楽しく臨めました。多様な反応があるだろうけど、それでも肯定的に見てくれる方が多いと思うので、これが演技をするやりがいではないかと思います」と回想した。

何よりもキム・イェリムはシーズン1に続いて、イ・ウンセムと劇をリードし、さらに深まった“ウィメンズ・ケミストリー”を作り出した。

これに関してキム・イェリムは「ウンセムととても親しくなりました。作品が終わったら疎遠になるのが自然なんですが、このような縁がいつまたあるのかと思うほどとても良かったです。私たち2人で引っ張っていく作品であるし、ウンセムのほうが演技では先輩なのでずいぶん頼りました」と愛情を誇った。

それと共に「ウンセムが演技をしている時に上手だなと思ったことがたくさんあります。演技の先輩として尊敬しています。普通の友達に会う時のように私たちもおいしいお店に行っておいしいものを食べて、カフェに行ったりもします。私の家で泊まっていく時もあるほど仲がいいんです」と明かした。

演じたジェナについては、「実際の性格はおじさんみたいなので、ジェナとあまりにも違うから心配もありました。普段はちょっと抜けているのでトーンや話し方から変えようとかなり気を使いました」と役作りについて語った。

それだけでなくキム・イェリムは「シーズン2では元々与えられた服から私がもう一度ひっくり返しました。ジェナが環境が変わり内面的に弱くなったので、それを隠そうと外見はさらに華やかだったらいいだろうなと思ったんです。監督やスタイリストと会議をたくさんしました。監督にダイレクトに連絡したりもしましたね。ネイルの色も1つ1つ相談して…もともとそういう性格ではなかったので、本当に大変でした」と振り返った。

それと共に「シーズン2では学生たちが飾らずに制服だけを着る。ジェナのキャラクター性が見えるほどのものがないという気がして、私服を着る時だけはペク・ジェナらしくしたかったんです。ジェナがこれぐらいに見えれば視聴者も感情移入できると考えたんです。見る楽しみもあればいいなと思いました」と強調した。

キム・イェリムは「小学生の時から練習生生活をしたんですが、演技の授業を別に受けました。デビューするならいつかは演技をしたいという考えがいつも片隅にありましたね。『Red Velvet』でデビューしてからは忙しすぎて考えられなかったんですが、ある瞬間に演技を始めることになってとても面白かったです。歌手とは違う方法で感情を吐き出すというのが良かったし、演技をもっとしてみたくなりました」と打ち明けた。

続けて「メンバーたちとも契約終了前にこういう話を自然にしていました。私は演技をもっとしたいと言っていたし、私たちは各自どんなことをしても応援できる健全な関係です。本格的に演技をしたくて今の会社に目がいきました。SMエンタに長くいたから一人暮らしを始める感じでしたね。応援してくださる気持ちも十分に感じました」と事務所移籍について語った。

また、キム・イェリムは「音楽活動に関してもオープンで、『Red Velvet』の活動はメンバー全員がいいと思っています。もちろんみんな一緒にSMエンタにいて日程が組まれている時とは状況が変わりましたが、機会があればいつでも集まりたい」と強調した。