韓国発<精神(メンタル)崩壊>サスペンス・スリラー『侵蝕』、クォン・ユリ&クァク・ソニョン&イ・ソルが鮮烈な変貌を遂げて圧倒的な演技を披露!監督からのコメントも到着!

韓国実写映画初登場No.1!触れるものすべてを地獄の深淵に引き摺り込む、韓国発・精神(メンタル)崩壊スリラー『侵蝕』が、9月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開する。これまでのイメージを覆し圧倒的演技を魅せたクォン・ユリ、クァク・ソニョン、イ・ソルの場面写真を解禁!併せて監督コメントも到着した。

その子を前にあなたは「正気」を保てるか──

“侵す者”と“侵される者”─その絡み合う関係の深層を暴き出していく衝撃作『侵蝕』。世界各国の名だたる映画祭へ次々に招かれ、観る者の心を深く震わせた本作は、韓国実写映画として初登場1位という快挙を成し遂げた。娘の危険な行動への恐怖と責任の重さに苛まれる母親と、そんな母親を理解することができず、不穏な眼で母を見つめる娘。20年後、幼少期の記憶を無くした女性のもとに、明るく天真らんまんな侵入者が突然現れる。時を隔てた過去と現在2つの物語は“予期せぬ侵入”によって結びつき、地獄のように交錯していく。あまりにも強烈でリアルな物語は、息が詰まるような緊張感と不穏なざわめきを呼び起こし、観る者すべての胸の奥に狂気がじわじわと蝕んでいく─。

クォン・ユリ(少女時代)、クァク・ソニョン、イ・ソル、3人の俳優がそれぞれのイメージを完全に脱ぎ捨て、自らの選択で揺れるキャラクターを、鋭く、そして繊細に演じきり、新たな姿で挑んだ本作。彼女たちは、複雑に絡み合う感情を繊細に表現しながら、作品全体に緊張感と深みをもたらし、観る者を強烈な映画体験へと引き込んでいく。

「少女時代」のメンバーとしてデビュー後、映画『ドルフィン』やドラマ「被告人」「ポッサム ~愛と運命を盗んだ男~」「仮釈放審査官 イ・ハンシン」など、ジャンルを問わず多彩な作品で着実にキャリアを積んできたクォン・ユリ。『侵蝕』では、記憶をなくし、他人に心を一切開かないクールなミンを演じる。これまでの明るく健康的なイメージを一新し、驚くほど繊細で重厚な演技によって、ミンという複雑なキャラクターに真に迫っている。彼女は、ミンの内向的で感情を表に出さない性格を体現するために、切りそろえた前髪やそばかす、控えめな色彩を取り入れたビジュアル作りにも徹底してこだわり、キャラクターのリアリティを丁寧に築き上げた。

「賢い医師生活」では明るく朗らかなイ・イクスン役、「ムービング」では超能力を持つチャン・ジュウォンの妻であり、ヒスの母ファン・ジヒ役、「クラッシュ」では交通犯罪捜査課のカリスマ班長ミン・ソヒ役など、多彩なキャラクターを自然体で演じ分けてきた実力派女優クァク・ソニョン。『侵蝕』では、同級生に危険な行為を強要したり、動物の命を軽くとらえたりするなど制御不能の娘に日常を壊される母親ヨンウンを演じる。多彩な才能と観客を引き込む確かな演技力で知られる彼女は、今作でもその実力を遺憾なく発揮し、映画全体に緊迫感と深い没入感をもたらしている。母としての責任と、娘へのどうしようもない恐怖との間で揺れ動く複雑な感情を繊細に演じ分け、ヨンウンという人物に豊かなニュアンスと感情の深みを与えている。

“作品ごとに異なる物語を語れる俳優になりたい”という思いを込めて芸名を選んだイ・ソルは、その言葉どおり「悪い刑事」、「悪魔がお前の名前を呼ぶ時」など、多様な作品で着実にキャリアを築いてきた。『侵蝕』では、突然ミンの前に現れ、元々一緒に過ごしていたかのような人懐っこさをみせるものの、どこか異変を感じさせるヘヨンを演じる。つかみどころのないヘヨンという人物に予測不能な魅力を吹き込み、物語が進むにつれて、その表情は無邪気で明るい存在から、どこか不穏な気配を帯びた存在へと劇的に変化していく。そのコントラストを自在に操りながら、ヘヨンの“本性”を観客の前に徐々に立ち上がらせ、見る者の心に強い印象を残す。

本作のメガホンを取ったのは『慶州』の制作に携わったキム・ヨジョン監督と、『哀しき獣』で助監督を務めたイ・ジョンチャン監督。別々に脚本を作成していたのだが、互いの物語に登場するキャラクターなどに共通点が見つかり、共同監督として新たな作品を誕生させた。20年という時の隔たりを軸に、登場人物たちの心のひずみや衝突を緻密に編み込んだ構成が光り、緊張感あふれるストーリーテリングで注目を集めた。

イ・ジョンチャン監督は「この物語の核心は、“母性”と“人間性”にあります。人は生まれながらにして悪なのか?本性はコントロールできるのか?本当の“家族”とは何なのか?この映画が投げかける問いは、尽きることがありません」と語り、キム・ヨジョン監督は「登場人物たちはそれぞれ“母性”という領域に存在し、常に試されている。母性が本能なのか、それとも社会が押し付けたものなのか、その答えは観る人に委ねられます。本作を通じて、母性の持つさまざまな形を描きたかったのです」と付け加えた。

キャスティングに関しては互いに「ユリは『少女時代』のメンバーとして世界的な人気を博していてスターのイメージですが、実際にお会いした時にトップスター特有の孤独さを感じました。他の人は知らない自分だけの感情を持っている姿がミンと合うと思いましたし、今までのイメージを覆してみたいという気持ちもありました。ソニョンは、ドラマスペシャル『普通のジェファ』を見てほれました。明るくて活気あふれるイメージでしたが、ソニョンの顔を見た時、同時にクールビューティーさを感じ、その部分でご一緒できたらと思っていたところ、チャンスがやってきて光栄でした。ソルは、演技力が高いことは知っていました。クールな方と思っていましたが実際にお会いすると、凄く愛嬌(あいきょう)があるんですよ。とても明るいですが、何かを隠しているような感じが、ヘヨンと合うなと思いキャスティングしました。ソユは、大人に劣らない本当に素晴らしい演技をする俳優さんで、ソヨン役はとても難しい役割だったので、ソユじゃないと駄目だという気持ちでした」と答えた。

3人の関係性が交差していく中で、狂気が日の目を浴びるとき、3人のこれまでの印象が180度覆る映画『侵蝕』は、9月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。


脚本/監督:キム・ヨジョン、イ・ジョンチャン 出演:クォン・ユリ(少女時代) 「仮釈放審査官 イ・ハンシン」、クァク・ソニョン「ムービング」、イ・ソル「D.P. -脱走兵追跡官-」、キ・ソユ「私たちのブルース」
2025年/韓国/韓国語/112分/カラー/2.39:1/5.1ch/原題:侵犯/英題:SOMEBODY/字幕翻訳: 平川こずえ/G  配給:シンカ
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9月5日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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2025/08/12 15:05 配信
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