
釜山国際映画祭が30回目を迎え、特別企画プログラム「Carte Blanche」を披露する。
フランス語で「白紙小切手」を意味するこのプログラムは、映画・文化界の名士たちが直接作品を選んで紹介し、上映後に観客と会話を交わす場だ。今年はポン・ジュノ監督、マギー・カン監督、俳優カン・ドンウォン、小説家ウン・ヒギョン、ジャーナリストのソン・ソクヒの5人が参加する。
ポン・ジュノ監督は青山真治監督の「EUREKA(ユリイカ)」を、マギー・カン監督は自身の映画世界に大きな影響を与えたポン・ジュノ監督の「グエムル-漢江の怪物-」を選択した。カン・ドンウォンは出演作であり"元祖Kヒーロー物"と呼ばれた「チョン・ウチ時空道士」を、ウン・ヒギョンは細やかな感情描写が際立つ三宅唱監督の「ケイコ 目を澄ませて」を選んだ。
ソン・ソクヒは公開50周年を迎えたシドニー・ルメット監督の「狼たちの午後」を推薦し、「実話と社会的洞察、そしてアル・パチーノ」を理由に挙げた。
釜山国際映画祭事務局は「名士たちの視線を通じて作品を再発見する特別な映画的経験になるだろう」と明らかにした。
第30回釜山国際映画祭は9月17日~26日までヘウンデ(海雲台)映画の殿堂一帯で開かれる
2025/08/23 21:22 配信
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