Netflix映画「大洪水」が緊迫感あふれる予告編を公開した。

同作は、大洪水が襲った地球最後の日、人類が生き残れる最後の希望をかけた人々が、水に埋もれたマンションの中で繰り広げる死闘を描いたSF災害ブロックバスターだ。第30回釜山国際映画祭「韓国映画の今日-スペシャルプレミア」セクションに招待されて公開前から注目を集めている。

公開された予告編は、「スイミングに行こう」と人工知能研究員アンナ(キム・ダミ扮)を起こす息子ジャイン(クォン・ウンソン扮)のいつもと同じ朝の様子で始まる。しかしアンナはすぐに、記録的な洪水によって一晩で世界が水に浸かってしまった衝撃的な光景を目の当たりにする。水はとめどなく家の中に押し寄せてきて不吉な緊張感を高める。

迫りくる水から逃げながらジャインを背負って避難するアンナの姿は、息づまる緊迫感をそのまま伝え、見る人をもハラハラさせる。特に昨日まで平和だったはずのマンションを一気に飲み込んだ巨大な波と、腰まで満ちてきた水は、リアルな恐怖を描く。

一方、アンナを助けなければならないという任務を受けて投入された人材保安課のヒジョ(パク・ヘス扮)は、アンナとジャインを屋上へと導く。しかし「私一人で?」というアンナの涙まじりのせりふは、彼らの前に予想外の危機が迫ったことを予告する。

「新たな人類を作らなければならないそうだ。君しかいない」というヒジョの意味深なせりふは未来が見えない大洪水の中でアンナに与えられる任務が一体何なのか気がかりにさせる。

ここに宇宙に向かうロケットや正体がわからない金色の破片などの気になる要素が、想像を超えた物語への期待感を高める。

「人類の終わり」という極限の課題に直面した彼らの最後の希望を守るための死闘は、一瞬も緊張を解くことのできない没入感をくれるだろう。

大洪水という予測不能な災難の中でがけっぷちに立った人々の物語と、キム・ダミとパク・ヘスの熱演、そしてキム・ビョンウ監督の生き生きした演出で期待を集めるSF災害ブロックバスター「大洪水」は来る12月19日にNetflixで公開される。

Netflix映画「大洪水」公式予告編





2025/09/15 21:23 配信
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp hwaiting.me