
“お笑い界の大御所”チョン・ユソンさんが永眠する。
28日午前7時、ソウルアサン病院葬儀場で故チョン・ユソンさんの告別式と出棺が執り行われる。その後、ソウル永登浦区汝矣島洞KBS一帯で路祭が行われる予定だ。故人が1999年にスタートしたKBS「ギャグコンサート」の初期メンバーであるだけに、収録場のKBS公開ホールやアイデア会議室の研究棟なども訪れることが分かった。
故チョン・ユソンさんは25日午後9時5分、死亡した。ことし6月に肺気胸の手術を受けたが、最近体調が急激に悪化し、家族や知人らに最後のあいさつをしながら息を引き取った。
故人が残した遺言の通り、葬儀は“喜劇人葬”として執り行われた。“喜劇人葬”はコメディアンたちの葬儀を指す言葉で、仲間の芸人たちが主導し、葬儀を行う形式だ。大韓民国放送コメディ協会が主管する。以前も故ソン・ヘさん、故ソ・セウォンさんらの葬儀が“喜劇人葬”で執り行われた。
1949年生まれのチョン・ユソンさんは1969年TBC東洋放送の特別採用コメディ放送作家としてデビューした後、コメディアンとして活動を始めた。喜劇人やコメディアンという言葉で呼ばれた時代、「ギャグマン」という名称を作り、コメディを一つの文化芸術ジャンルとして確立する役割を果たした。
特に、故人は後輩たちを細やかなに気遣う先輩として知られていた。キム・ハクレはチョン・ユソンさんについて「チョン・ユソンは昔の先輩と今の新世代の喜劇人の間で橋渡しの役割をされた方」とし、「コメディアンという職業をアップグレードし、新造語の“ギャグマン”も作った。喜劇人の品格を高めた人」と明かした。
故人が後輩たちに尊敬される先輩だっただけに、イ・ギョンシル、チョ・ヘリョン、チョ・セホ、キム・ヨンチョル、アン・ヨンミ、クォン・ジニョン、パク・ジュンヒョンらがSNSを通じて追悼の意を示し、ユ・ジェソク、キム・ジュノ、キム・ジミン、チェ・ヤンラク、ペン・ヒョンスク、イ・ホンリョル、イ・ギョンシル、チ・ソクジンらが弔問に訪れた。
2025/09/28 09:25 配信
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