カン・ハヌル、「（ファーストライドでの）制服の演技はメイクアップ、30代はノーメイクで」

俳優カン・ハヌルが、映画「ファーストライド」でキム・ヨングァン、カン・ヨンソクと10代の制服での演技から30代の現実の会社員の姿まで演技をした過程と感想、そして努力を伝えた。

22日、ソウル市ヨンサン（龍山）区のCGVアイパークモール店で開催された映画「ファーストライド」の記者懇談会には、俳優カン・ハヌル、キム・ヨングァン、カン・ヨンソク、ハン・ソナ、ナム・デジュン監督が出席して作品について語った。

「ファーストライド」は最後までやる奴テジョン（カン・ハヌル）、脳天気な奴ドジン（キム・ヨングァン）、ハンサムな奴のヨンミン（チャウヌ）、目を開けて眠る奴のクムボク（カン・ヨンソク）、愛らしい奴オクシム（ハン・ソナ）の集まればもっと面白い24年来の友人達が初めて海外旅行に行くというコメディー映画だ。

2023年に公開された「30日」のナム・デジュン監督がカン・ハヌルともう一度再会したコメディー作品で期待を集めた。これにキム・ヨングァン、カン・ヨンソク、ハン・ソナが出演して親友としてのアンサンブルを合わせると共に、軍服務中のチャウヌの出演でも関心が高い。

カン・ハヌルは全国1位で大学修学能力試験（全国統一の大学入学試験）で満点を取るほど、一度やると言えば最後までやってしまう奴テジョン役を引き受けて、10代の学生時代から30代で議員の秘書官になった後、そして現在の姿まで味わい深く演技した。

カン・ハヌルに制服での演技をスクリーンで鑑賞した感想を聞くと「映画の中で、本当の高校生の方が私たちと一緒にカメラのアングルに入れば本当に面目がなかっただろうが、カメラのアングルには私たちだけが入るので大丈夫のように見えた」として「ただ、制服を着る年齢からはずいぶん過ぎてしまったと思いながら見た」として笑わせた。

カン・ハヌル、キム・ヨングァン、カン・ヨンソク、そしてこの日、軍服務中で記者懇談会に出席できなかったチャウヌは、10代の高校時代の姿を表現するために制服を着て演技した。

カン・ハヌルは10代から30代を演じて特別に努力した点があるかという質問に「実際、10代の姿を含めてテジョンの姿で観客を説得しようと努力した部分はある」として「実は、意図したものがひとつある。テジョンという役割は10代で制服を着た時はメイクアップをし、30代から中盤部のシーンは全部ノーメイクで臨んだ」と明らかにして注目を集めた。

続いて「私の10代と今の違いを考えてみると、その時は今よりは肌が良かったのでメイクをしたし、30代ではより日常に疲れた姿を見せようとノーメイクで演じた」と付け加えて笑わせた。

映画「ファーストライド」は、韓国で27日公開される。