
歌手キム・ジェジュンが、iNKODEの公式Instagramを通じてJTBC番組「キム・ジェジュンの希望コード」への出演を報告し、ファンの大きな反響を呼んでいる。
ジェジュンは投稿で「<JTBC #김재중의희망코드> にキム・ジェジュンが出演します。ベイビーズの皆さん、たくさんの視聴をお願いします」とコメントを添え、放送を控えた心境を伝えた。
公開された写真には、番組セットと見られるスタジオ内での姿が収められている。大きなスクリーンには「プロジェクトブルー」「キム・ジェジュンの希望コード」と書かれたロゴが映し出され、ジェジュンは落ち着いた表情でカメラに向かって手を挙げたり、ピースサインを見せたりと、柔らかな雰囲気を漂わせている。チェック柄のカーディガンに白シャツ、黒のネクタイというシンプルな装いは、番組の真摯なテーマを象徴するかのようである。
■フィリピンの子どもたちに“希望”を届けた現場
「キム・ジェジュンの希望コード」は、ユニセフ韓国委員会とJTBCが共同企画するシリーズ型募金放送「プロジェクトブルー」の第3弾として制作された番組である。12日午後10時40分より韓国で放送され、ジェジュンがフィリピンの子どもたちと向き合った現場の様子が描かれる。
ジェジュンは9月末から10月初めにかけて4泊5日の日程でフィリピン・バレンズエラ地域を訪問。気候危機や貧富の差により、栄養・保健・衛生問題が深刻な地域で、子どもたちのリアルな声に直接耳を傾けた。番組内では、人類愛を込めた「Humanity」、愛の意味を伝える「Now Is Good」を歌い、音楽を通じて応援のメッセージを届けている。
ジェジュンは「子どもたちが学校で学ぶことは、かなえることができる大切な希望である。もっと笑うことができる世の中になってほしい」と語り、深い思いを明かした。
■世界中のファンから温かな反応
投稿のコメント欄には、韓国のみならず日本、ベトナム、英語圏など世界各地から感動と称賛の声が相次いだ。
「本当にハンサム」「あなたを誇りに思う」
「ジェジュンの温かい心が伝わってくる」
「天使のようだ」
「見ていて涙が出た。簡単に言葉にできないほど胸に迫った」
といった声のほか、「番組で伝えられた現実と彼の接し方、語り方、行動すべてに感動した」「この放送が多くの人の心に届き、子どもたちの未来を変えるきっかけになってほしい」と、番組の意義を噛みしめる長文コメントも寄せられている。
■“歌手”を超えた存在感
音楽活動にとどまらず、社会的メッセージを発信し続けてきたキム・ジェジュン。今回の「希望コード」出演は、彼が持つ影響力と、人へのまなざしの温かさをあらためて印象づけるものとなった。
スタジオで見せた穏やかな笑顔の裏には、現地で目にした厳しい現実と、それでも希望を失わない子どもたちの姿がある。そのすべてを背負い、視聴者に“考えるきっかけ”を届ける――本投稿は、そんなジェジュンの真摯な姿勢を象徴する一連の記録と言えるだろう。
放送を通じて広がる“希望のコード”が、国境を越えて多くの心に響くことが期待されている。
2025/12/13 12:04 配信
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