(C)iNKODE Entertainment

2025年は、ジェジュンにとって“表現者”としての幅をさらに広げた1年だった。ソロ活動にとどまらず、プロデュース活動、俳優業、そして“盟友”との再結合。ファンもメディアも注目せずにはいられなかった。ここでは、その軌跡を主なトピックごとに振り返る。


■2025年も活発なライブ活動〜国境を越える存在価値を改めて証明

日本デビュー20周年を迎えたジェジュンは、1月25日のソウルを皮切りに『2025 KIM JAE JOONG Asia Tour Concert J-Party“Home”』を開催。音楽と物語性を融合させたステージでアジア各国の観客を魅了した。
“Home”というタイトルには、長年支え続けてきたファンの存在こそが自身の原点であり、帰る場所であるという思いが込められている。

続けて5月にはアジアツアー『2025 KIM JAE JOONG ASIA TOUR CONCERT “Beauty in Chaos” 』を発表。
韓国内だけでなく、アジア各地を巡るツアーで、日本では千葉・幕張メッセホールでの来日公演が実現。6月1日の公演は、ライブ配信サービスを通じて生中継され、多くのファンがリアルタイムで参加できる形となった。

これらのツアーでの活動は、ジェジュンの「国境を越える存在価値」と、日本国内外でのファン基盤の明確な拡大を印象づけた。


■ ニューアルバム『Rhapsody』と、それを引っ提げた日本アリーナツアー『2025 JAEJOONG JAPAN ARENA TOUR “RE:VERIE”』

2025年10月、ジェジュンは日本オリジナルアルバムとしては通算3枚目となる「Rhapsody」をリリース。
ロックやポップ、バラードなど多様な音楽性を織り交ぜた作品で、ファンのみならず音楽評論家からも注目を集めた。
このアルバムを携え、10〜11月にかけて東京、福岡、神奈川、そして大阪の4都市でアリーナツアー「RE:VERIE」を開催。全8公演で、ソロアーティストとしての強固な支持と実力を示した。
またこのツアーも11月24日の神奈川・ぴあアリーナMMでの模様が、CS「衛星劇場」を通じて2026年1月31日(土)に放送される予定だ。


(C)iNKODE Entertainment / iNKODE JAPAN


■ 日本公式キャラクター展開 & ファンとの新たな接点創出

ジェジュンの日本公式キャラクターとして、『JAELUV(ジェラブ)』と『 CAPPY(キャッピー)』が発表され、これまでの音楽・ライブだけでなくキャラクターやビジュアルでの表現にも挑戦した。
キャラクターを活かしたコラボ企画も展開され、たとえば、韓国発のセルフフォトプリントサービスとの提携によるコラボフレームが登場し、ライブやツアーの思い出を特別な形で残せるファン体験が提供されるなどした。


■新人ボーイズグループのプロデュース始動 — 次世代K-POPを見据える「プロデューサー」ジェジュン

自らの音楽・ライブ活動に加えて、日本での活動拠点である事務所の日本法人 iNKODE JAPAN を通じたマネジメント/プロデュースにも注力。これにより、新たなアーティスト育成、日韓をまたいだ活動の幅を広げる。
11月、ジェジュンは男性グループ結成プロジェクト『INTHE X PROJECT』の始動を発表。あわせて、デビュー候補生3人の顔ぶれを公開した。
iNKODEにおいては、これまでにガールズグループ SAY MY NAME のデビューも成功させており、今回のボーイズグループは“iNKODEの第2弾プロジェクト”と呼べるもの。ジェジュン自身が総括マスターとして、メンバー育成やデビュー準備を率いていく。

この動きは、単なる“歌手”としてではなく、“才能を発掘し、育てるクリエイター/プロデューサー”としての側面をより強固に見せるもの。ジェジュンが“次世代 K-POP シーンへの橋渡し役”にもなろうとしていることが見て取れる。


■ “盟友” XIA(ジュンス)との合同ファンミーティング決定 — 新年、再び日本で“再会”

さらにはジェジュンとジュンスによるユニット JX の日本初ファンミーティング、『JX 2026 JAPAN FANMEETING 'Hug & Love' 』を2026年1月2日、神奈川・Kアリーナ横浜で開催することも発表された。
このファンミは、2024年のJXコンサート以来、約1年ぶりの日本での合同ステージであり、日本のファンにとっては待望の再会の場となる。
タイトルに込められた「Hug & Love」という言葉は、“ただいま”という帰還と、長く彼らを支えてきたファンへの感謝、そして再び絆を確かめ合う時間を意味しているとのこと。
この発表は、ソロや若手プロデュースと並行しながらも、原点に立ち返る―― “仲間”との関係性を大切にするジェジュンの姿勢を改めて示すものだ。


■ 俳優としての挑戦も続く — ホラー映画『神社 悪魔のささやき(THE SHRINE)』の日本公開決定

さらにもう一つの新年に向けた話題は、ジェジュンが主演を務めた映画 『神社 悪魔のささやき(THE SHRINE)』の日本での公開決定のニュース。
本作でジェジュンは、韓国から神戸の廃神社に派遣された祈祷師ミョンジン役として、これまでのイメージとは異なるダークかつ緊張感のある役どころに挑戦。キャリア初のホラー映画の日本での公開日は 2026年2月6日(金)となっている。


(C) 2025, MYSTERY PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.


■ 【総括】“歌手”にとどまらない、ジェジュンというアーティストの新章 — 2025年は「再構築と未来への投資」の年

2025年のジェジュンは、ただ自分自身の活動を続けるだけではなく、盟友との再結合、次世代の育成など、新たな挑戦に対して確実に種をまいた年だった。
彼が描くのは、“スター”としてだけではない――“表現者”、“クリエイター”、“プロデューサー”、そして“橋渡し役”。2026年に向けて、そのビジョンはさらに鮮明になってきている。
ファンにとっては待望の合同ファンミーティング、新たなアイドルの誕生予告、そしてスクリーンでの活躍――ジェジュンがどのように次のステージを切り開いていくのか。大きな期待とともに見守りたい。


2025/12/13 17:59 配信
Copyright(C)hwaiting.me