
俳優のキム・スヒョンが、多数の広告主から相次ぐ損害賠償請求訴訟に遭い、危機を迎えている。
18日(本日)、ある韓国メディアによるとキム・スヒョンは、広告主に計73億ウォン(約7億3000万円)台の損害賠償訴訟に遭い、数々の巨額違約金訴訟に巻き込まれた。
法的措置に乗り出した韓国国内の広告業者は、クックホールディングスグループの系列会社であるクック電子、クックホームシーズ、クックホームシーズマレーシア法人クックインターナショナルボハド、そしてメディカルエステティックプラットフォーム企業のクレシスなどだ。
特に、キム・スヒョンを10年間専属モデルに起用してきたクック電子は、ことし4月に1億ウォン(約1000万円)規模の債券仮差し押さえを裁判所に申請した。続けて、医療機器業者クレシスも先月8日、キム・スヒョンのソウル・ソンス(聖水)洞にあるガレリアフォーレマンションに30億ウォン(約3億円)台の仮差し押さえを申請した事実が確認された。
ここに加えて、健康機能食品専門企業プロムバイオは、先月16日にキム・スヒョンとゴールドメダリストに損害賠償金を請求する民事訴訟を起こした事実が明らかになった。請求金額は、39億6000万ウォン(約3億9600万円)で最も大きい額だ。韓国のコスメブランド「Dinto」を運営するトレンドメーカーも、ことし4月に契約解除から1か月で5億100ウォン(約5000万円)を請求し、訴訟に合流した。
これにより、現在まで公開された訴訟請求金額は△クック電子8億5000万ウォン△クック電子、クックホームシーズ、クックホームシーズマレーシア法人クックインターナショナルボハド計20億2986万3013ウォン△トレンドメーカー5億100ウォン△プロムバイオ39億6000万ウォンなど、計73億3986万3113ウォンに達する。
これらの企業は、契約書上“品位維持条項”を根拠に、キム・スヒョンに賠償責任を問う訴訟を検討中だと伝わった。通常的に広告契約には、活動期間中に法律違反や社会的物議を醸す行為で企業イメージに害をおよぼした場合、賠償しなければならないという“品位維持条項”を明記するのが慣行である。
ただ、キム・スヒョンが広告契約を結ぶ以前にした行為まで品位維持義務違反と見ることができるのかは、争いの余地があり、契約違反の可否と程度、責任の所在などにおいて両者がし烈な法廷攻防をする見込みだ。
2025/06/18 20:10 配信
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