「NewJeans」が悪質YouTuberに勝訴…2900万ウォンの慰謝料が確定

「NewJeans」が悪質なYouTuberとの数億ウォン規模の損害賠償請求訴訟で勝訴した。

 11日、「時事ジャーナル」によると、ソウル西部地方裁判所民事13単独(イ・アヨン判事)は、6月25日に「NewJeans」がYouTuberのAを相手取って起こした損害賠償訴訟で、原告一部勝訴の判決を下した。この判決は、Aが控訴しなかったため、先月22日に確定した。

 裁判所は、Aがミンジ、ダニエル、ハニにそれぞれ500万ウォン、ヘリンとヘインにそれぞれ700万ウォンの慰謝料を支払うよう判決した。

 Aは2024年4月から5月にかけて、YouTubeチャンネルを運営し、「NewJeans」のメンバーを性的に嫌がらせする映像を制作し、悪質なコメントを投稿した疑いを受けていた。これに対し、所属事務所のADORは、Aの身元を特定し、昨年6月に刑事と民事の訴訟を起こしていた。

 また「NewJeans」は、所属事務所ADORと専属契約をめぐる紛争を繰り広げている。最近、裁判所は、ADORが申し立てた「企画会社の地位保全および広告契約締結など禁止仮処分」について、これを認める決定を下し、ADORに有利な判断を示した。「NewJeans」のメンバーはこれに不服として異議申し立てをしたが、抗告審でも認められなかった。

 「NewJeans」は昨年11月からADORに対し、一方的な契約解除を主張し、ことし初めまで独自の活動をしていたが、現在はすべての活動を中断している状態だ。本案訴訟はまだ進行中で、非公開の調停期日が今月14日に開かれる。

2025/08/12 01:28 配信
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