「BLACKPINK」、流行を導く4人に密着

韓国ガールズグループ「BLACKPINK」の手に触れれば、すぐ流行になる。音楽から日常まで、「BLACKPINK」と関わればK-POP文化を動かすトレンドになる。

 ことし7月、デジタルシングル「JUMP」をリリースした「BLACKPINK」は、グローバルチャートで頭角をみせた。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で上位圏にランクインし、英オフィシャルシングルチャート「TOP100」にも名を連ね、全世界的にヒットした。

 K-POPガールズグループの歴史上、グローバルチャート“初・最多”記録達成はもちろん、ビルボード「HOT100」チャートに通算10回ランクインした。またメンバー全員が、個人Instagramのフォロワー数最上位権を記録したり、高級ブランドのアンバサダーとして活躍している。音楽性はもちろん、メンバー一人ひとりの影響力が加わって、韓国の国格を高めている。

 個人活動の成果も明らかだ。ROSEは米シンガーソングライター、ブルーノ・マーズと歌ったデュエット曲「APT.」が、「MTVビデオミュージックアワード」(VMAs)で“今年の歌”を受賞した。LISAはHBOドラマ「The White Lotus」シーズン3に女優として出演し、「第77回プライムタイムエミー賞」に参加して、レッドカーペットを歩いて話題を集めた。

 「JUMP」で成功的なカムバックを終えた「BLACKPINK」の歩みは続く。現在ワールドツアー「DEADLINE」を通じて全世界16都市をまわっており、ことし11月にはニューアルバムの発売を予告している。YGエンターテインメント(以下、YG)のヤン・ヒョンソク総括プロデューサーは、「『BLACKPINK』メンバーと担当プロデューサーが熱心に準備中だ。11月のアルバム発売を目標にしている」と伝えた。

 このような彼女たちのグローバル影響力を反映してKカルチャーのプラットフォーム「ヘラルドミューズ(Herald Musem)」という、ファンたちのための聖地巡礼コースを提案する。K-POP聖地巡礼リアリティ「My Bias Trip」の3番目の主人公として「BLACKPINK」を選定し、ミュージックビデオの名所から、メンバーたちの愛用品まで追いかけて、ファン心理を満たす旅路を収めた。

 「BLACKPINK」の最初の聖地巡礼場所は、ソウル・ウンピョン(恩平)区チュンサン(貞山)洞だ。「JUMP」ミュージックビデオのグループパフォーマンスが撮影された再開発団地の道路で、番組はメンバーたちが立っていた位置まで紹介する。「BLACKPINK」とコラボしたグローバルダンスクルー、「1MILLION」とプロデューサーの特別な縁も伝わってくる。

 メップシム(辛い食べ物に自信があること)のROSEが楽しむ辛いラーメンと、JENNIEとJISOOが好きなデザート、K-POPアイドルの間で流行っている写真ポーズまで体験する。直接味わうプロデューサーのリアクションは、見る人々の好奇心を刺激する。

 最近、全世界をとらえた「ラブブ(Labubu)」ブームも、彼女たちから始まった。LISAがバッグにラブブのキーリングをつけていたことで火がつき、ROSEがバトンを受け継いだ。希少性とランダム性が魅力のラブブ人形は、「BLACKPINK」効果で“開店ダッシュ”品目になり、リセール価格も天井知らずで上がった。

 プロデューサーは、ラブブが買えるポップマート弘益大フラッグシップストアを訪ねる。長い行列と人の波に慌てながらも、売場に入ることに成功する。果たして、ラブブを手に入れることができるかどうかは、YouTubeチャンネルで確認できる。

 一方、「My Bias Trip」は隔週水曜日の午後4時から「ヘラルドミューズ」YouTubeチャンネルで公開される。第1回「K-POPデーモンハンターズ編」と第2回「『Stray Kids』編」は常時視聴可能である。

2025/09/17 20:29 配信
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