
俳優のホン・ソンウォンが、ミュージカルの本番中に発言した内容について、女性卑下議論が起こると、すぐに謝罪した。
ホン・ソンウォンは最近、自身のSNSを通じて、「公演のフリーショーで、僕が発した不適切な表現で、ご迷惑をおかけしたことについて、心より謝罪する」と明かした。
彼は、「観客の皆さまと、同僚たちを失望させてしまった責任を、重く受け止めている」とし、「今後、言動により慎重を期する。改めてお詫びする」とつけ加えた。
先立って、ホン・ソンウォンは今月20日、ソウル・ホンイク(弘益)大学テハンノ(大学路)アートセンターで上演中のミュージカル「バーン・ザ・ウィッチ」で、“雌鶏が鳴けば家が滅びる”という韓国のことわざを活用したアドリブを言い、物議を醸した。
当時、公演を観覧していた観客は、「あの言葉を聞いて耳を疑った」とし、「公演を見終わった後も、あれが必ず必要な言葉だったのか理解できない」と話した。
“雌鶏が鳴けば家が滅びる”は、本来、夜明けを告げるのは雄鶏であるにも関わらず、雌鶏が代わりに鳴くのは家庭や国が滅亡する前兆であるという中国のことわざに由来した韓国のことわざだ。妻が夫を差し置いて、騒ぎ干渉すれば家庭はうまくいかないという意味で、性差別的な意味を内包している。
この事実が知られると、すぐにSNSや多くのコミュニティーでは「消費者の99%が女性であるミュージカル業界で、あんなアドリブを言うなんて、荒唐無稽だ」、「女性だという理由で火あぶりの刑に処された魔女狩りを素材にしている劇で、あんなアドリブを言うなんて」などの批判が続いた。
ホン・ソンウォンは2019年にミュージカル「エクスカリバー」でデビュー後、多様な作品に出演してきた。ことし6月にはtvNドラマ「未知のソウル」に出演し、テレビの視聴者にも顔を知らせた。
一方、現在出演中のミュージカル「バーン・ザ・ウィッチ」は、魔女狩りを素材にトップスターのラブが、魔女ママに出会い変化する旅程を描いたブラックコメディーだ。ホン・ソンウォンは、伴侶のクモブランク役を演じている。
2025/09/23 19:55 配信
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