映画「鬼市」のキャラクターポスターが公開された。

同作は、狐の扉が開くと繰り広げられる幽霊の取引市場「鬼市」で、持っていない物を手に入れようとする人々の不気味な話を描く。

公開されたポスターは、過ちを挽回するために無謀な捜査に乗り出した警察官ドンシク(ユ・ジェミョン扮)、もっと完ぺきになりたいという欲望にかられたチェウォン(ムン・チェウォン扮)、娘の成功のために禁じられた取引に乗り出すヒジン(ソ・ヨンヒ扮)、鬼市世界と人間世界をつなげるムーダン(ウォン・ヒョンジュン扮)、作家の夢を追って不気味な事件に巻き込まれるミヨン(ソラ「MAMAMOO」扮)、認められたくて無謀な捜査に従う新人警察官ユンゴン(チャ・ソヌ「B1A4」バロ扮)、入試に執着する受験生スヨン(ぺ・スミン扮)、ルックスのコンプレックスで危険な取引に手を出すウンソ(ソ・ジス「LOVELYZ」扮)、インフルエンサーを夢見る留学生ウンジン(ソン・ジュヨン扮)まで9人の個性あふれるキャラクターを盛り込み、映画への期待感を高める。

特に欲望にとらわれた人々のキャラクターポスターは、それぞれ異なる執着や欲望を鮮やかに見せている。

まず、有名作家になる夢と好奇心に駆られたミヨンが大きな木の家に向かった瞬間をとらえ、田舎の村の静けさの中に漂う不吉なオーラを生々しく表現している。

チェウォンは「どんな対価を払っても完ぺきな外見が欲しいでしょ」というコピーと共に鏡の中の自分に取りつかれたような目つきを見せ、外見への執着の終わりが呼び起こす恐怖を予告する。

ウンソは「どんな対価を払ってでもきれいになりたい?」というコピーと共に黒いサングラスの中から鋭い視線を投げ、発送者不明の宅配便と絡み合う疑いと不安を膨らませる。

ヒジンとスヨンの母娘はそれぞれお互いに対する決意の欲望が違っている。「どんな対価を払ってでも名門大学に通う娘が欲しいのか?」というコピーと共に不安そうな表情のヒジンは禁じられた市場に向かう母親の執着を、底知れぬ不安に襲われた冷ややかな表情の娘スヨンはその対価を全身で耐えなければならない受験生のうすら寒い現実を見せながら緊張感を醸しだす。

ユ・ジェミョンとチャ・ソヌは事件の真実を暴くために奮闘する2人の対比を鮮明に見せている。ドンシクは「どんな対価を払ってでも挽回するチャンスが欲しいよね」というコピーと共に鋭い表情で執念と無謀さを見せ、ユンゴンは未熟ながらも真心こもった勇気を持つ新人警察官らしい姿を見せる。

ウンジンは華やかな照明の下に立っている姿で、再生数に執着する欲望がどうやってまた別の恐怖の扉を開くのかを期待させる。

最後に「鬼市」の世界を貫くムーダン「パクス」は、「どんな対価を払っても本当にそれが欲しいのか?」というコピーと共に、見る人々に拒否できない質問を投げ、人間と鬼の世界をつなぐ存在として強烈な姿を刻む。

「鬼市」は来る17日に韓国で劇場公開予定だ。

映画「鬼市」メイン予告編


2025/09/02 22:17 配信
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp hwaiting.me