≪韓国ドラマNOW≫「テプン商事」14話イ・ジュノ(2PM)×キム・ミンハ好演も、描写不足の指摘続き視聴率伸び悩み=視聴率9.5%、あらすじ・ネタバレ

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

tvNドラマ「テプン商事」で、イ・ジュノとキム・ミンハ演じるテプン商事のコンビがようやくウルジロ(乙支路)のオフィスに戻ることに成功した。しかし、繰り返される展開構造や弱いストーリーの整合性に、視聴者からは不満の声が上がっている。

23日に放送された14話の視聴率は、全国・首都圏ともに平均9.5%、最高10.3%を記録。前日の13話(全国平均7.3%)に比べて2.2ポイント上昇した。2049視聴率は全国平均2.7%、最高3%(ユ료プラットフォーム統合、ニールセンコリア調べ)。

この日の放送は、9年前に遡った“借用証書”の真実から始まる。経営難に追い込まれたピョ商船の代表ピョ・バクホ(キム・サンホ)は、テプン商事のカン・ジニョン(ソン・ドンイル)に4000万ウォンを借りる代わりに、会社の株式30%を譲渡する借用証書を書いた。
この書類は、のちにテプン商事を救う“カン・テプン(イ・ジュノ)の切り札”となる。

ム・ジンソン(ピョ・ヒョンジュン)による放火で納品が不可能になった際、テプンはピョ商船側が大量購入した手術用手袋300万個と借用証書を交換する取引を提案。期限までに借用証書を渡せなければ社長職を辞するという条件も受け入れ、取引は成立。テプンは無事に調達庁への納品を終えた。

ようやく倒産危機を越えたものの、新たな“後遺症”が浮上する。チャ・ソンテク(キム・ジェファ)が過去に不正に関与し、ミソン(キム・ミンハ)が命の危険に晒された放火事件にもつながっていたことが判明。26年間築いてきた信頼が崩れ、社員たちは言葉にならない失望を味わう。罪悪感に押し潰されたソンテクは家まで売り、受け取った金を返そうとするも、健康食品会社からも追い出される。

一方、テプンには急務があった。社長職を守るため、失われた借用証書を探さなければならない。深夜にこっそりウルジロの空っぽのテプン商事オフィスへ侵入するが、証書はどこにも見つからず、巡回中の警備員に見つかり警察署に連行されてしまう。疲れ果てたテプンに、ミソンは「少し休もう」と提案し、2人は海辺で短いバカンスを楽しんだ。

その頃、ム・ジンソンの暴走はさらに加速していた。放火まで犯してテプンを潰そうとしたのに、手袋がテプンの手に渡ったことで自尊心は崩壊。深夜に父のオフィスへ押し入り、「一度でいいから認められたかった」と叫ぶ息子に、ピョ・バクホは容赦なく「負け犬だ」と罵倒。逆上したヒョンジュンは父の頭部を殴り、瀕死のままコンテナへ閉じ込めるという衝撃の暴挙に出た。

そして、ピョ商船との約束の“支払期限”が到来。借用証書は見つからないままだったが、テプンは「保証覚書そのものが証書の存在を裏付ける」と判断し、直接会って決着をつけようとする。しかしバクホとは連絡が取れず、ピョ商船の社長室はすでにム・ジンソンが占拠。テプンは、自分が約束の日に訪れたという“証拠”だけ残して戻るしかなかった。

その後、納品が無事に完了したことでテプン商事は久々に活気を取り戻す。勢いそのままにウルジロの本社オフィスへの帰還を決定。テプン、ミソン、コ・マジン、ク・ミョングァン、ペ・ソンジュンはカッティングセレモニーを行い、写真を撮って新たなスタートを祝った。社長室をあえて空け、社員と同じ空間で働くと決めたテプンの姿は“家族のような会社”というテプン商事らしさを強めるものとなった。

しかし平穏は続かなかった。電話を受けて外へ出たソンジュンが涙で顔を濡らし、オフィスへ駆け戻ってくる。テプンの手を握りしめ、「うちの父が死んじゃう。助けてください」と崩れ落ちた彼の表情には、恐怖と絶望が入り混じっていた。

放送後、視聴者たちからは「毎回テプン商事が危機に陥って解決するだけのワンパターン構造」「ピョ商船との契約はどうなったのか」「手袋納品の成功からオフィス復帰までの流れが唐突」など、描写不足を指摘する声が多数。残り2話となった「テプン商事」がどのような結末を迎えるのか注目が集まっている。

「テプン商事」15話は29日(土)、16話は30日(日)夜9時10分よりtvNで放送される。

2025/11/24 11:50 配信
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