
「巨大な災害よりも、巨大な人間の心を探求する、魅力的な迷路の映画」(ソン・ギョンウォンCINE21編集者)
第30回釜山国際映画祭「韓国映画の今日-スペシャルプレミア」セクション上映後、好評を博して注目されるNetflix映画「大洪水」がメインポスターを公開した。
同作は、大洪水が襲った地球最後の日、人類が生き残れる最後の希望をかけた人々が、水に埋もれたマンションの中で繰り広げる死闘を描いたSF災害ブロックバスターだ。
公開されたメインポスターは、マンションの階段で押し寄せる巨大な水を目の当たりにしたキム・ダミの切迫した瞬間を鮮やかに盛り込んだ。キム・ダミは、激しさを増す水の勢いから逃れるため果てしない階段を上る人工知能研究員であり人類最後の希望であるアンナを演じる。
階段の上から降りてくるオレンジ色の神秘的な粒子は、「大洪水」という類を見ない災難の中で人類を救うための選択をしなければならないアンナの状況を見せていて、彼女がこの危機でどんな選択をするのかに関心が集まる。
この映画は、マンションという日常的な空間に「大洪水」という防ぎようのない災難が加わり、平凡な日常も常に災害と隣り合わせだというリアリティーで物語に没入感を加える。
人類のための選択を迫られたアンナ役として再び演技変身を披露するキム・ダミの熱演は、この映画のもう一つの見どころだ。
さらに、演出を引き受けたキム・ビョンウ監督が「水は災害から見ると悪魔の水でもあるが、命の源でもある。それに人間の感情を視覚的に表現するなら、揺れ動く巨大な波ではないかと思った」と明かしたように、映画を通して大洪水という災難が与えるさまざまな意味を伝えることを予告する。
12月19日にNetflixで見ることができる。
2025/11/26 21:27 配信
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp hwaiting.me