映画「コンクリート・マーケット」ホン・ギョン、「同年代の俳優たちからいい刺激を受けた」

映画「コンクリート・マーケット」のマスコミ試写会が、1日午後、ソウル・チャムシル（蚕室）ロッテシネマワールドタワーで開かれた。俳優イ・ジェイン、ホン・ギョン、チョン・マンシク、ユ・スビンと、ホン・ギウォン監督が記者懇談会に出席した。

この作品は、大地震の後、唯一残ったマンションに物を売り買いするマーケットができ、生き残るためにそれぞれのやり方で取引を開始して繰り広げられる話を描く。

ホン・ギョンは、命と引き換えにマーケットの権力者パク会長に忠誠を尽くし、マーケットの商人たちから毎日缶詰を受け取っては渡すキム・テジン役を引き受けた。

マーケットに潜むヒロを追う際に危険な取引を提案されたテジンは、信頼と疑惑のどちらかを選ばなければならない状況に置かれる内的葛藤演技が重要だ。

何より、映画ではまだキャリアを積んでいない彼らの孤軍奮闘成長記が注目を集める。

ホン・ギョンは「ずっと前、今より経験が足りない時に撮影したのだが、同年代の俳優たちやチョン・マンシク先輩たちなど、いろいろな俳優の方々と共演し、いい刺激を受けた」と話した。

続いて「撮影を終えてから長い時間を経て、監督と製作陣の方々がたくさん努力して色々な方式で表現してくださった。映画を通してそういうことがうまく伝わればと思う」と付け加えた。

続いて悪役を引き受けたチョン・マンシクについて「先輩はどんな作品においても、善でも悪でも説得力が伝わるように演じる。今回ご一緒しながら、たくさん感じて学んだ」と話した。

また自分のキャラクターについて「極限の状況でテジンの弱さや脆さが明らかになり人間的な面が現れるが、特にその中でよみがえる温かさが魅力のようだ」と伝えた。

映画は来る3日から韓国の映画館で観ることができる。