【インタビュー】(1)「捏造された都市」チ・チャンウク、体力の限界に挑んだ撮影現場「本当にしんどかった」

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

俳優チ・チャンウクが「捏造された都市」公開の感想を語った。

11日午前、ソウル市チョンノ(鍾路)区パルパンドン(八判洞)のカフェで行われたラウンドインタビューで、ディズニー+オリジナルドラマ「捏造された都市」に出演したチ・チャンウクが作品にまつわるエピソードを明かした。

「捏造された都市」は、平凡な人生を送っていたテジュン(チ・チャンウク)が、ある日身に覚えのない凶悪犯罪に巻き込まれて投獄され、すべてがヨハン(ド・ギョンス)による計画だったと知ることで、彼に復讐を繰り広げるアクションドラマだ。

チ・チャンウクは「本当に大変な作品でしたが、無事に終えることができてよかったです。多くの方が作品を好きになってくださって、それが何よりうれしかった。長く難しい作品でしたが、仲間のおかげでやり遂げることができ、意味深い作品になりました」と振り返った。

体力的にも、役柄への欲が出たこともあり負担が大きかったという。彼は「苦しむ役だったので、それも本当に大変でした。10年前に映画『操作された都市』の撮影をしていて、今回『捏造された都市』の提案を受けたとき、10年前に自分が出演した作品をシリーズ化するならどう臨むべきか悩みました。映画とは違い、シリーズになると物語の構成が大きく変わります。別作品といえるほどですが、それ自体が大きな挑戦で、より発展させて作りたいという気持ちが強かった」と語った。

難易度の高いアクションが多かっただけに、スタントマンとの呼吸も重要だった。「スタントマンの方が本当に多かったです。例えばワンテイクのように見えるカーチェイスのシーンがあるのですが、私が演じた部分もあり、カメラ技法を使ってスタントマンと合を合わせながら、違和感が出ないよう撮影しました。アクションを100%自分でやるのは難しいので、必要な部分はスタントマンが助けてくれました。逆に、気合が入り『これは自分のほうが上手くできそうだ』と思う部分は私がやりました。割合としては50対50だったと思います。アクションはスタントマンの方やアクションチームとともに作り上げるものだと思っています」と明かした。

さらに「作品全体を通して、ステージを超えるようなアクションがありました。カーチェイスや、より進化した漫画的なアクションが盛り込まれていて、そうした部分を上手く表現したかった。現実ベースの娯楽ものとして、観る方々が“スカッと”するようにしたかったんです。多少漫画的でもいいのでは、とたくさん考えました」としつつ、「(周りの反応は)アクションが多すぎて、みんなが私を気の毒そうに見ていました。大変そうに見えたんでしょうね。すごく気にかけてくれました」と笑った。

2025/12/11 12:33 配信
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